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GS1000と日々の日記

ファクトリーまめしばにおける日々の作業内容についてご紹介しております。

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GS750のエンジンオーバーホール その6~エンジン組み立てと始動前チェックまでを完了、しかし懸念された問題が・・・

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ファクトリーまめしばオリジナルパーツのウェブショップを開設いたしました。
どのような商品ラインナップがあるのか、どうぞこちらにてご確認ください。
もちろん、ウェブショップからでもご購入いただけますが、従来どおりにメールやお電話でのご注文でもかまいません。


ファクトリーまめしば:WEB SHOP

ファクトリーまめしば:WEB SHOPのお知らせ



ファクトリーまめしばオリジナルオイルのご注文については、こちらのショッピングカートよりお願いいたします。また、メール若しくはお電話、FAXでのご注文も承ります。

ショッピングカート:オリジナルオイル









オーバーホール&レストア済みという謳い文句で購入したGS750、しかし、ほどなくしてエンジン不調、そして盛大な白煙吐きという状態に陥ってしまったOさんの落胆は相当なものだったのです。
お預かりしてエンジン分解をしたところ、摩耗しきったシリンダーに純正STDサイズのピストン&ピストンリングを組み付けてあったことが原因と判明しました。

これまでの経過は下記の記事にてご確認ください。

GS750のエンジンオーバーホール その1~盛大な白煙

GS750のエンジンオーバーホール その2~シリンダーヘッドの状態確認

GS750のエンジンオーバーホール その3~ピストン&シリンダーの状態確認

GS750のエンジンオーバーホール その4~シリンダーヘッドの組み立て

GS750のエンジンオーバーホール その5~ピストン&シリンダーの組付け



作業を進めましょう。
次はカムシャフトの組付けを行います。
マニュアルどおりに組み付けてやれば良いだけなのですが、ここでコマ数を間違えて組まれているケースは少なくありません。
単純な数え間違い、若しくはカムチェーンテンショナーを装着する前にクランクを回してしまうという誤った作業の結果です。しかし、仮に間違えてしまったとしても、全てを組み付けた後に目視でチェックすれば容易に発見できるはずなのですけれどね。

P9266068.jpg






そしてバルブクリアランスを調整します。
このとき、サービスマニュアル記載の規定値の下限値で合わせてはなりません。
たとえノーマルカムであっても、吸気側は0.08~0.13、排気側は0.10~0.15というのが私の流儀です。

P9266069.jpg

P9266070.jpg






組付けを完了したならば、エンジンオイルを規定量入れ、プラグを外した状態でクランキングさせて、エンジン各部にオイルを十分に回してやります。
このとき、オイルポンプから最も遠いカムジャーナルからオイルが出てくるのを確認すると良いでしょう。しつこくクランキングさせてもオイルが出て来ないとすれば、それはオイルポンプ以降の潤滑系統を見直す必要があります。この類の問題について、まあいいかというのは絶対にあってはならないのは当然のことです。

この動画を見ればおわかりのとおり、カムジャーナルからオイルがじわりとにじみ出ていますね。これが正常な状態ということです。

クランキング







最後に、エンジンコンプレッションを計測して確認します。
シリンダー&ピストン周り、シリンダーヘッド周りなど、各部について都度の確認を行いながら組み立てたエンジンですが、結果としてきちんとしたコンプレッションが出るかどうか、そこがエンジンオーバーホールの成果そのものなのです。
各部をきちんとしたからコンプレッションもちゃんとしているはず・・・ではダメです。結果としてどのような値を示したか、その計測結果が全て・・・

結果は、全ての気筒について9.0~9.5キロをマークしました。
この値そのものは規定値を十二分にクリアするものです。また、まだシリンダーやピストンリングに十分なオイルが回っておらず、かつ冷間時の値ですので、オイルが回って馴染みが進み、かつ温間時であればもっと高い値を示すはずです。

P9266072.jpg






値そのものも重要ですが、もっと重要なことは圧力の立ち上がり速度です。
このように、パッパッパッと一気に圧力が上昇するようでなければなりません。

コンプレッション計測







さて、次はいよいよキャブレターを装着してエンジン始動ということになりますが・・・
しかし、ここで残念な現実に直面しました。
いや、予感はしていたのです。

このマシン、1番シリンダーがひどいオイル上がり状態に陥っていたことで、1番の点火プラグがすぐにオイルまみれになってかぶって失火してしまい、3気筒状態になっていたのですが、その際、1番プラグを新品に交換し、十分なスパークが出ている状態であっても、そのエンジンフィーリングはいまひとつ芳しくないものでした。この状態から、キャブレターにもなにがしか大きな問題があることが推察されました。
ただ、エンジンがそのような状態であれば、キャブレターの状態を正確に評価することができません。
オーナーには、下記のとおり、その懸念をお伝えしておいたのは当然のこと・・・
「この状況からすると、キャブレターにも大きな問題があるかもしれません。ただ、それはエンジンをきちんとした状態でなければ正確な判断をすることができません。よって、エンジンが組みあがってキャブレターを装着した段階で、やっぱりキャブもダメだったということになる可能性があることを認識しておいてください。」

このキャブレターは、近年、他のショップにて2回のオーバーホール作業が行われているのですが、その作業は不十分なものだったということです。
装着してエンジン始動を試みた結果、どうやらスロー系に大きな問題を抱えているようで、アイドリングから低開度領域でのバラつき感がひどい状態なのです。

P9276076.jpg






このマシン、ファクトリーまめしばに持ち込まれて来るまでに、点火系とキャブレターについて部品交換及びオーバーホール作業を行ったにもかかわらず、調子が出ないという履歴経過を持っているのですが、これはある意味では非常に悩ましい状態にあったということになります。
不調原因は3点の複合的問題だった、つまり、点火系、キャブレター、エンジン本体ということです。
良いエンジンの3要素は、良い混合気、良い圧縮、良い火花です。これらは、三脚のそれぞれの脚に該当しますので、2本がちゃんとしていても、1本がダメなら三脚は立ちません。換言すれば、立たない(調子が出ない)原因は、脚の1本だけがダメなのか、2本なのか3本なのか、その判別を的確にする必要があるのです。

さて、点火系はウオタニSP-2(Ver.FM)の装着によって火花は盛大にバチバチ、エンジンは純正OSピストンにてオーバーホールして十二分の圧縮がある、それでもパリッとしないということは、原因はキャブレターということになります。
旧車の不調原因は、おおよそこのようにして複合的要因によることが多いのです。

できればファクトリーまめしばオリジナルのCR-M31の投入と行きたいところですが、しかし、ここまでに相当のコストがかかっており、オーナーの予算にはさほどの余裕がないという現実・・・さて、どうしましょうかねぇ・・・

ちなみにこのケースでは、純正キャブレターの再々オーバーホールという選択肢は、あまりにリスキーなものと判断しました。
なぜならば、軽く分解してキャブレター内部を確認したところ、全てのジェット類は新品に交換されており、目視の範囲内では内部の汚れもきれいに洗浄されています。
つまり、できる限りの洗浄や部品交換は行われているということ、にもかかわらずということは、たとえばボディー本体に何か致命的な問題があるとか、どこかの通路に除去し切れない詰まりがあるとか、そういう問題が予想されるのです。
そういうものに再々オーバーホールという新たなコストを投じるというのはリスクが大きいでしょう。またお金をかけたにもかかわらず、直らなかった・・・
このマシンの経過上、この期に及んでそのような結果に至るわけには行きません。










ブリスクプラグの入手にあたっては、こちらのショッピングカート、若しくはメールにてご注文ください。
ショッピングカートにて在庫切れ表示がされているものについては、メールにてご注文をいただければ、入荷次第に速やかに発送いたします。
ブリスクプラグのご購入は、十分なテストとデータノウハウを蓄積しているファクトリーまめしばにてお願いいたします。

ショッピングカート:ブリスク


このブリスクプラグの検証については、こちらにまとめてありますので、どうぞご覧になってください。

ブリスクプラグ


注目すべきインプレ集はこちらです。

ブリスクLGSプラグのインプレ集


ファクトリーまめしばにおける装着セッティングサービスの詳細例については、こちらにまとめてありますのでご覧になってください。

カワサキZ系 装着&セッティングサービス

カワサキニンジャ系 装着&セッティングサービス

カワサキザッパー系 装着&セッティングサービス

スズキGS系 装着&セッティングサービス

スズキ空冷GSX&カタナ系 装着&セッティングサービス

スズキ油冷系 装着&セッティングサービス

ホンダCB-K系 装着&セッティングサービス

ホンダCB-F系 装着&セッティングサービス






CR-Mキャブレターの製作や装着セッティングについては、詳細なお見積りをお作りするご用意がありますので、関心をお持ちの方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。


〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com




ファクトリーまめしばでは、これだけの作業を日帰りで行うことができます。
ちなみに、概算のコストは下記の程度となりますので、参考にしてください。

※CRキャブレター関係
・Mノズル 4個 16,000円
・PEEK製リンクロッド 4個 8,000円
・低レートサブリターンスプリング 1本 1,000円
・ジェット代 適宜
・上記組み付け&セッティング工賃 30,000~40,000円
注:スロットルホルダー、スロットルパイプ、スロットルワイヤー等については、私の基準とする操作性や作動性を確保するため、交換させていただくことがあります。

※SP-2関係
・Z用SP-2(Ver.FM) 1セット 79,000円
・NGKパワーケーブル 4本 11,200円
・点火プラグ 4本 1,840円 (ブリスクプラグも選択可)
・上記装着セッティング工賃 15,000~25,000円

作業のご予約については、随時受け付けをしておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。



ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。

Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス




ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
・小田原厚木道路小田原東ICから5km、所要10分
・小田急小田原線栢山駅から徒歩5分

地図はこちらをご覧下さい。
新拠点の地図



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まめしばスペシャルパーツのインプレ集は下記リンク先を参照ください。
全て、実際に購入していただいた方々から寄せられたものについて、そのままを掲載したものです。


・Mノズル
価格:1個4,000円


・CR-Mキャブレター
価格:1機 165,000円~


・強化フロントアクスルキット
価格:1セット 40,000円


・V-UP16
価格:1個 26,000円


・マルチスパークアンプ(MSA)
価格:1個 38,000円


・ルブロスプロメディック(オイル添加剤)
価格:1L 8,000円


その他、レデューサー、NGCエキゾーストシステム、SOHCエンジニアリング製ピストンキット&コンプリートエンジンなど、様々な部品をプロデュースしております。
いずれも、自信を持ってお勧めできるものばかりです。


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ファクトリーまめしばスペシャルパーツのリンクはこちらです


ファクトリーまめしばスペシャルパーツ

これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
mameshiba198★gmail.com(★に@を入れてください)
までどうぞご遠慮なくメールをお送りいただくか、直接お電話をください。



〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com


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Author:mameshiba198
ファクトリーまめしばにおける日々の作業内容についてご紹介しております。
また、オートバイを構成する各部について、その原理や法則に及びつつ、実践的なノウハウも盛り込んでおりますので、参考にしていただければ幸いです。

ファクトリーまめしばの営業について、特段に定休日や営業時間を設けておりませんが、一人で切り盛りしておりますので、おいでになる際には、あらかじめのご連絡をいただければと思います。

〒250-0852
神奈川県小田原市栢山2925-3
株式会社ファクトリーまめしば
Tel:090-3342-1234
FAX:0465-46-7041
Mail:mameshiba198@gmail.com

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