2018.08/21 [Tue]
オリジナルオイルのバージョンアップ計画 その3~テストもいよいよ大詰めです
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もちろん、ウェブショップからでもご購入いただけますが、従来どおりにメールやお電話でのご注文でもかまいません。
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ファクトリーまめしば:WEB SHOPのお知らせ
そもそも、自分自身が納得して使うためのエンジンオイルが欲しいという願いから始まったオリジナルオイルの開発だったのです。
長年にわたって自分のマシンを気持ち良く走らせるために執念を燃やし続けて来た私は、重要な機能部品であるエンジンオイルについても、それこそイヤというほどに試行錯誤を続けて来ました。
しかし、一介のプライベーターに過ぎなかったかつての私には、通常に市販されているものを試すという選択肢しかありませんでした。
ありとあらゆるものを試しました・・・しかし、ある特性を求めて追いかけていくと、何かを失ってしまうのです。また、自分が気に入ったものを見つけて歓喜したかと思うと、数年後には仕様変更されてしまい、どうも気に入らないものになってしまうという現実にも直面しました。
ところが、5年前の2013年春のこと、ルブロスというオリジナルオイルブランドを展開する、ユーロリサーチの永野さんと出会うこととなり、なんと、好きな特性のエンジンオイルをオーダーメイドで製作してくれるというではありませんか。
それは、私にとっては、まるで夢のような出来事・・・
早速、私が求める特性についてリクエストを出し、それに対する最初の試作品が届いてテストを開始したのが、2013年4月のことでした。
以降、2台の愛車と数名のテストライダーのそれぞれの愛車を使って走行テストを重ねました。数回の仕様変更を重ねたのち、やっと満足できる自分用のエンジンオイルとして完成を見たのは、テスト開始から1年後の2014年4月のことだったのです。
私は自分用を作るという目標がありましたので良いですけれど、永野さんは、この1年もの長きにわたって、相当量の試作オイルを製作して送ってくださるという、常識的にはありえないような対応をしてくださいました。
後年になって永野さんが述懐してくださいましたが、それぞれの試作オイルに対して、私があまりにも細かいところまでテストインプレし、具体的な改良要求をこれでもかと出したことによって、それは永野さんにとっても有益なデータとなり、ルブロス製品全般に反映することにつながったということでした。
まあ、相互に、いかに良いものを形にするかという点において、価値観が合致した結果ということなのでしょう。
開発テストの経過はこちらにまとめてあります。
オリジナルエンジンオイルの開発
それによって生まれたオリジナルオイルのFMシリーズは、実に多くの方々に支持していただき、現在では、ファクトリーまめしばの主力商品のひとつに成長してくれることとなったのです。
そう、現在でも、相当に売れています。その量は、売っている私でさえ驚くほどのレベルになっています。
リピーターがリピーターを呼び、一度使ったならば、その他のオイルを使う気にならないという効果の結果です。つまり、このオイルは、本当に良いものに仕上がったということです。
ところで、現行のFMシリーズは、2014年当時に選択した、ひとつの落としどころに過ぎません。当時、様々な特性に振ったものをテストしたのですが、その中には、実に捨てがたい特性を持ったものもありましたが、同時に生じるネガ要素を解決するに至らず、結果として選択肢から外したのです。
しかし、もっと工夫を凝らして開発を重ねれば、そのネガを解決することができるかも知れない・・・
永野さんと、そういう話をしているうちに、ニューバージョンのテストを開始することとなったのです。
テスト開始は、昨年である2017年5月のことです。
その関連記事はこちらにあります。
オリジナルオイルの開発は続きます
FMシリーズオイルのバージョンアップテスト風景
エンジンパフォーマンスやシフトフィーリング、振動特性などを始め、チェックするべき要求性能は実に多岐にわたります。
特性の異なる仕様違いを連続して交換し、新油の状態で緻密に比較するというテストは重要なことですが、その初期性能がどの程度持続するのかというロングランテストも重要なこととなります。
たとえば、300Vや4CRなどの、トップグレードレーシングオイルのように、初期性能は高いけれど、2,000~3,000kmも走ると急速に劣化が進むとか、一度油温を上げてしまうとそれで終わってしまうというようでは、私の要求レベルを満たしたとは言えません。
私が求めるのは、高い初期性能とロングライフ&高耐熱性というのも重要なテーマです。そしてこれは、FMシリーズオイルが支持された理由の柱となる部分、そう、ユーザーの方々は、それをもってFMシリーズを選択してくださったのです。
現在、私が所有する各マシンを使ってロングランテストの最終段階というところです。
このセロー250は、わずか1L強という少量のオイルでエンジンを潤滑しなくてはなりません。小排気量アンダーパワーですので、普通に走っていても、高回転域を常用、ワイドオープンの連続という、エンジンオイルにとってはまことに厳しい条件下にあります。
また、メッキシリンダーを採用して近年のエンジンですので、粘度を上げるととたんに回りが重くなってしまいますので、粘度を上げて対処することもできません。
低粘度ローフリクションと高耐熱性、高潤滑性という、相反する要素をどのようにバランスさせるのか、実にチャレンジングな開発になります。


そして、メインテストマシンであるGS844でもテストを継続しています。
これまで入れていたオイルの走行距離は、すでに7,000kmに達しています。
その間、九州へのロングツーリングもこなしています。
また、日常的に試乗車としても運用していますので、10km以内のショートスパン走行が多いという、これまたオイル劣化という意味では厳しい条件にあります。
さて、7,000km走行後にオイル交換をしてみて、フィーリングの変化を確認します。
新油に交換した直後のフィーリングを見ることで、交換前の7,000km走行後のオイルの評価ができます。


交換するやいなや、交換前のフィーリングが体に残っているうちに走行テストを行わなくてはなりません。
比較評価テストとはそういうものです。通常のユーザーレベルでやるような比較ではテストしたとは言えませんからね。

比較テストには、相当量の試作オイルが必要になります。
この1年間で、どれほどの試作オイルを試してきたことか・・・

この、ニューバージョンFMシリーズの完成も間近となりますが、もうひとつ大きな課題がありますね。
それは、従来のFMシリーズとどのように区分するのか、ニューバージョンを新型として、従来のFMシリーズを廃盤にするのか、はたまた、それはそれとして、進化版としてハイグレードバージョンとして併売するのかも決めなくてはなりません。
そして、価格設定をどうするのかも決めなくてはなりません。
もちろん、よりハイグレードなものとするために、高コストがかかっているのは事実なのですが、それをどういうレベルで販売価格に反映させるべきなのか・・・実は、こういうことの方が悩ましかったりするのです。
良いものを追いかけてテストを重ねているだけならシンプルでいいんですけれど・・・
ブリスクプラグの入手にあたっては、こちらのショッピングカート、若しくはメールにてご注文ください。
ショッピングカートにて在庫切れ表示がされているものについては、メールにてご注文をいただければ、入荷次第に速やかに発送いたします。
ブリスクプラグのご購入は、十分なテストとデータノウハウを蓄積しているファクトリーまめしばにてお願いいたします。
ショッピングカート:ブリスク
このブリスクプラグの検証については、こちらにまとめてありますので、どうぞご覧になってください。
ブリスクプラグ
注目すべきインプレ集はこちらです。
ブリスクLGSプラグのインプレ集
ファクトリーまめしばにおける装着セッティングサービスの詳細例については、こちらにまとめてありますのでご覧になってください。
カワサキZ系 装着&セッティングサービス
カワサキニンジャ系 装着&セッティングサービス
カワサキザッパー系 装着&セッティングサービス
スズキGS系 装着&セッティングサービス
スズキ空冷GSX&カタナ系 装着&セッティングサービス
スズキ油冷系 装着&セッティングサービス
ホンダCB-K系 装着&セッティングサービス
ホンダCB-F系 装着&セッティングサービス
ブリスクプラグについて、すでにLGSタイプをご購入くださった多くの方々から、ZC/ZSも味わってみたいということでご注文をいただいております。
ZC/ZSタイプの在庫はさほど多くはありませんので、すぐにでも試してみたいという方は、お早目にご注文ください。
在庫切れの場合には、次回輸入便のご予約という形になってしまいます。
この、今回ご紹介しているZC/ZSタイプを含めて、現在は全てを在庫しておりますので、入手にあたっては、こちらのショッピングカート、若しくはメールにてご注文ください。
ブリスクプラグのご購入は、十分なテストとデータノウハウを蓄積しているファクトリーまめしばにてお願いいたします。
ショッピングカート
このブリスクプラグの検証については、こちらにまとめてありますので、どうぞご覧になってください。
ブリスクプラグ
注目すべきインプレ集はこちらです。
ブリスクLGSプラグのインプレ集
CR-Mキャブレターの製作や装着セッティングについては、詳細なお見積りをお作りするご用意がありますので、関心をお持ちの方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com
ファクトリーまめしばでは、これだけの作業を日帰りで行うことができます。
ちなみに、概算のコストは下記の程度となりますので、参考にしてください。
※CRキャブレター関係
・Mノズル 4個 16,000円
・PEEK製リンクロッド 4個 8,000円
・低レートサブリターンスプリング 1本 1,000円
・ジェット代 適宜
・上記組み付け&セッティング工賃 30,000~40,000円
注:スロットルホルダー、スロットルパイプ、スロットルワイヤー等については、私の基準とする操作性や作動性を確保するため、交換させていただくことがあります。
※SP-2関係
・Z用SP-2(Ver.FM) 1セット 79,000円
・NGKパワーケーブル 4本 11,200円
・点火プラグ 4本 1,840円 (ブリスクプラグも選択可)
・上記装着セッティング工賃 15,000~25,000円
作業のご予約については、随時受け付けをしておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。
ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。
Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス
大好評のファクトリーまめしばオリジナルオイル開発の経過はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
オリジナルオイルの開発
価格を含めたサービス内容については、こちらをご覧ください。
常に在庫は確保しております。
オリジナルオイルのデリバリーについて
ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
・小田原厚木道路小田原東ICから5km、所要10分
・小田急小田原線栢山駅から徒歩5分
地図はこちらをご覧下さい。
新拠点の地図
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新しくスタートする新生ファクトリーまめしばに、皆様の応援クリックをよろしくお願いいたします。
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まめしばスペシャルパーツのインプレ集は下記リンク先を参照ください。
全て、実際に購入していただいた方々から寄せられたものについて、そのままを掲載したものです。
・Mノズル
価格:1個4,000円
・CR-Mキャブレター
価格:1機 165,000円~
・強化フロントアクスルキット
価格:1セット 40,000円
・V-UP16
価格:1個 26,000円
・マルチスパークアンプ(MSA)
価格:1個 38,000円
・ルブロスプロメディック(オイル添加剤)
価格:1L 8,000円
その他、レデューサー、NGCエキゾーストシステム、SOHCエンジニアリング製ピストンキット&コンプリートエンジンなど、様々な部品をプロデュースしております。
いずれも、自信を持ってお勧めできるものばかりです。
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ファクトリーまめしばスペシャルパーツのリンクはこちらです
ファクトリーまめしばスペシャルパーツ
これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
mameshiba198★gmail.com(★に@を入れてください)
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