FC2ブログ

Entries

セロー250の初期化&チューニング その10~メーカー出荷時のキャブセッティングの問題点

にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタムへ
このアイコンをワンクリック願います。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
日々、新しいチャレンジを続けるファクトリーまめしばに、皆様の応援クリックをよろしくお願いいたします。






ファクトリーまめしばオリジナルパーツのウェブショップを開設いたしました。
どのような商品ラインナップがあるのか、どうぞこちらにてご確認ください。
もちろん、ウェブショップからでもご購入いただけますが、従来どおりにメールやお電話でのご注文でもかまいません。


ファクトリーまめしば:WEB SHOP

ファクトリーまめしば:WEB SHOPのお知らせ




西暦2000年あたりを境に、世界中で排ガス規制や騒音規制がひときわ厳しくなりました。
それによって、感性性能が求められるオートバイという乗り物は、その魅力を激減させてしまったのかもしれません。
地球環境を保全するというのは、人類にとって極めて重要な課題ですので、そういう視点に立てば、必然のこと・・・
しかし、趣味として楽しむために乗るオートバイという乗り物ですので、少しでも楽しく乗れるものになって欲しいというのも事実です。
ガソリンという炭化水素を燃やし、そのエネルギーを駆動力として取り出す内燃機関を搭載する乗り物に乗り、その燃焼感を楽しめる時代は、もう終焉を迎えつつあるのかもしれませんね。




これは、セロー250の純正キャブレターです。
負圧式の口径は33mmとなります。
250cc単気筒エンジンに33mm口径ですので、これは決して小さいものではなく、ある意味ではパワーを出すためには十分な口径であると言えるでしょう。
しかし・・・

P5250237.jpg

P5250238.jpg






メーカー出荷時のセッティングは以下のとおりとなります。
MJ:135
JN:5A11 3/5段目
PJ:34
PS:2





このセロー250は、2005年に発表されたモデルとなりますが、この2000年中盤ころというのは、各メーカーのモデルにキャブレターが使われていた最後の時代となります。その後、数年間には、全てインジェクションに切り替わってしまいましたね。
それは、パワーを始めとするパフォーマンス追求のためというよりも、世界中で厳しくなってきた排気ガスや騒音などの規制に対応するためというのが本質部分です。
そういう意味において、2000年中盤の最後のキャブレター装着マシンたちというのは、メーカーも非常に苦労して仕上げていたようです。
本来発揮すべきパフォーマンスがあるにもかかわらず、これらの規制によってそれが思うようにならない・・・

正直に告白すると、先日、このセロー250を入手し、登録を済ませて走り出した瞬間、私は大きな失望と悔悟の念にひたることとなりました。
これで250ccなのか・・・・125ccの間違いではないのか?
そう思ってしまいたいほどに走らない・・・
ならし中で高回転まで回せないという問題とは別に、信号待ちからクラッチミートして発進するときにも、全く前に進んでくれません。
ちょっとした登り勾配にさしかかると、これくらいで速度維持できるであろうという予測に基づいてスロットルを開けても、開けたなりのトルクの立ち上がり感が感じられない・・・
250cc単気筒エンジンならではの、スロットルを開けた瞬間にタタタッという軽い鼓動感に包まれたフィーリングが皆無・・・
全く楽しくありません。

私は散々にキャブセッティングに取り組んできましたので、それが、ひどく薄いセッティングによるものであることはすぐにわかります。
それによるいくつもの弊害は、始動性の悪さやアイドリング安定性のなさという、実用面においても顕著なものとなります。
この、そこそこ気温が高い時期であるにもかかわらず、チョークを引かないことにはエンジン始動どころか、初爆すらおぼつかないですし、始動後、数分間の暖機を済ませてすら、アイドリングを維持することができません。
また、走行してエンジンが完全に暖まった後、数時間のエンジン停止後であっても、チョークを引かないとスムーズに始動できない・・・
この季節でこれですから、冬季ではどんなことになるのかを考えると、まこと憂鬱な気分になってしまいますね。
このモデルに関するユーザーの評価も、この始動性の悪さは散々に指摘されていますが、その主原因は、極めて薄いキャブレターセッティングにあります。
それは、メーカーもわかっているのです。しかし、この時代の各規制値を、空冷250cc単気筒エンジンとキャブレターという組み合わせにおいてクリアするためには、こうせざるを得なかったというのが実情でしょう。

現在、私の手元には、2個のスロットルバルブがあります。
1個は、当初、このマシンに装着されていたキャブレターに入っていたもの、もうひとつは、つい先日に新品キャブレターアッシィとして入手したものに入っていたものです。
スロットルバルブ自体は同じですが、JNが違いました。
当初装着キャブに入っていたものは「5A20」、先日入手のものに入っていたのは「5A11」と刻印があります。
計測して比較してみたところ、両者のストレート径は同じであるものの、テーパー角は5A11の方がきついものになっていました。
つまり、メーカーは、その後の仕様変更によって、JNテーパー角をきつくして、中間開度域を濃くしているのです。
おそらく、最初は規制をクリアするために、絞りに絞って薄くしてみたはいいものの、これではあまりに走らないので、濃くしたのではないか・・・
この、薄い方の5A20を入れて走ってもみましたが、まあ、走らないこと走らないこと・・・

P6030343.jpg






その後、ほどほどに距離を重ねてならし終盤に近くなったころ、全開に近いところまで開けて走ってみたところ、開度50%を超えて、高回転域に入ると、おそらくこれが本来の加速ではないかと思われる吹け具合を示し、全開吹け切りではそれなりの加速をすることも確認しました。
各規制値の計測は低中回転域にて行われますので、その領域でひどく薄くし、規制とは関係のない高開度高回転域では本来の出力が得られるようにセッティングされているようです。
その結果、まるで古い2ストロークエンジンなのか、はたまた高回転に振り過ぎたハイチューンドエンジンなのかと思うほどにピーキーなエンジン特性になってしまい、このマシンキャラクターが求めるような、低中回転域での小気味よいトルク感など、全く味わうことができません。
レーサーレプリカ然としたマシンであればそれも楽しめるのでしょうけれど、こんなオフロードマシンでそんなエンジン特性であれば、全ては台無しになってしまいます。
冒頭に書いた、私が悔悟の念に・・・というのはそういう意味です。
とにかく、乗って楽しいとは微塵も思えないほどの体たらくです。
おまけに、始動性やアイドリング安定性もないのですから、足代わりに使うのもおっくうになってしまいますので、まるで使えないマシンということになってしまいます。

この手のマシンにユーザーが求めるのは、気の向いたときにヒョイとまたがり、セル一発でトトトッと始動して、暖機もそこそこにトコトコと走り出して気持ち良く走るというものです。
そして、街中の交差点を2速や3速でクルッとターンして、そこからスロットルをクイッと開ければ、スタタタタッという軽快な鼓動感とともに、転がるように加速することを期待しているのです。
ところが、現実には、それは全てが裏切られることとなります。
セロー250というマシン、完全ノーマル状態ではそういうマシンということです。
それは、その後にインジェクションとなったセロー250でも基本的には変わりません。
いや、低中速域におけるスロットルオンオフ時のギクシャク感という点においては、インジェクションモデルの方がひどいですね。

日頃、好きなフィーリングにキャブセッティングすることができるようなマシンに馴染んでいる私にとって、それは失望以外のなにものでもなく、それと同時に、厳しい規制にさらされている現代マシンの悩ましさを表しているという事実を痛感させられたのです。

多くのベテランユーザーたちは、口を揃えて言います。
「どうしてなのかわからないけれど、今のバイクは乗っててつまらない。開ければ速すぎるほどに速いんだけれど、なんか乗り難いし面白くない・・・」
彼らは、かつて緩い規制の中で、自由にパフォーマンスを発揮することができていたマシンたちに馴染んでいるのです。
それは、速いとか遅いとか、重いとか軽いとか、そういう意味でのパフォーマンスではなく、開けたなら開けたなりに燃焼感が高まり、予想どおりのトルクトラクションを感じることができるかどうかという、オートバイという乗り物にとって、最も重要なものについて、現代のマシン群は規制の足かせによって失ってしまったというのが真実です。

さて、これからキャブセッティングの見直しを中心にして、このセロー250というマシンが持っている本来パフォーマンスを解放してやりましょう。






ファクトリーまめしばにおける装着セッティングサービスの詳細例については、こちらにまとめてありますのでご覧になってください。

カワサキZ系 装着&セッティングサービス

カワサキニンジャ系 装着&セッティングサービス

カワサキザッパー系 装着&セッティングサービス

スズキGS系 装着&セッティングサービス

スズキ空冷GSX&カタナ系 装着&セッティングサービス

スズキ油冷系 装着&セッティングサービス

ホンダCB-K系 装着&セッティングサービス

ホンダCB-F系 装着&セッティングサービス




ブリスクプラグについて、すでにLGSタイプをご購入くださった多くの方々から、ZC/ZSも味わってみたいということでご注文をいただいております。
ZC/ZSタイプの在庫はさほど多くはありませんので、すぐにでも試してみたいという方は、お早目にご注文ください。
在庫切れの場合には、次回輸入便のご予約という形になってしまいます。


この、今回ご紹介しているZC/ZSタイプを含めて、現在は全てを在庫しておりますので、入手にあたっては、こちらのショッピングカート、若しくはメールにてご注文ください。
ブリスクプラグのご購入は、十分なテストとデータノウハウを蓄積しているファクトリーまめしばにてお願いいたします。


ショッピングカート


このブリスクプラグの検証については、こちらにまとめてありますので、どうぞご覧になってください。

ブリスクプラグ


注目すべきインプレ集はこちらです。

ブリスクLGSプラグのインプレ集



CR-Mキャブレターの製作や装着セッティングについては、詳細なお見積りをお作りするご用意がありますので、関心をお持ちの方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。


〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com




ファクトリーまめしばでは、これだけの作業を日帰りで行うことができます。
ちなみに、概算のコストは下記の程度となりますので、参考にしてください。

※CRキャブレター関係
・Mノズル 4個 16,000円
・PEEK製リンクロッド 4個 8,000円
・低レートサブリターンスプリング 1本 1,000円
・ジェット代 適宜
・上記組み付け&セッティング工賃 30,000~40,000円
注:スロットルホルダー、スロットルパイプ、スロットルワイヤー等については、私の基準とする操作性や作動性を確保するため、交換させていただくことがあります。

※SP-2関係
・Z用SP-2(Ver.FM) 1セット 79,000円
・NGKパワーケーブル 4本 11,200円
・点火プラグ 4本 1,840円 (ブリスクプラグも選択可)
・上記装着セッティング工賃 15,000~25,000円

作業のご予約については、随時受け付けをしておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。



ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。

Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス



大好評のファクトリーまめしばオリジナルオイル開発の経過はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
オリジナルオイルの開発


価格を含めたサービス内容については、こちらをご覧ください。
常に在庫は確保しております。
オリジナルオイルのデリバリーについて



ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
・小田原厚木道路小田原東ICから5km、所要10分
・小田急小田原線栢山駅から徒歩5分

地図はこちらをご覧下さい。
新拠点の地図



↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタムへ
このアイコンをポチッとネ
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
新しくスタートする新生ファクトリーまめしばに、皆様の応援クリックをよろしくお願いいたします。


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


まめしばスペシャルパーツのインプレ集は下記リンク先を参照ください。
全て、実際に購入していただいた方々から寄せられたものについて、そのままを掲載したものです。


・Mノズル
価格:1個4,000円


・CR-Mキャブレター
価格:1機 165,000円~


・強化フロントアクスルキット
価格:1セット 40,000円


・V-UP16
価格:1個 26,000円


・マルチスパークアンプ(MSA)
価格:1個 38,000円


・ルブロスプロメディック(オイル添加剤)
価格:1L 8,000円


その他、レデューサー、NGCエキゾーストシステム、SOHCエンジニアリング製ピストンキット&コンプリートエンジンなど、様々な部品をプロデュースしております。
いずれも、自信を持ってお勧めできるものばかりです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ファクトリーまめしばスペシャルパーツのリンクはこちらです


ファクトリーまめしばスペシャルパーツ

これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
mameshiba198★gmail.com(★に@を入れてください)
までどうぞご遠慮なくメールをお送りいただくか、直接お電話をください。



〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com


拍手もどうぞよろしく!!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

スポンサーサイト

ご案内

プロフィール

mameshiba198

Author:mameshiba198
FC2ブログへようこそ!

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

全記事表示リンク

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
車・バイク
7位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
バイク
1位
アクセスランキングを見る>>

カテゴリ