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リックマンZ1のエンジン腰上OH その6~バルブタイミング調整にてエンジンを仕上げ、ウオタニSP-2(Ver.FM)及びCR-M29を装着し、音出しをする


MさんのリックマンZ1、作業はいよいよ大詰めです。
これまでの経過については、これらの記事に詳細がありますので、どうぞお読みになってください。
良いエンジンの3大要素である、良い混合気、良い圧縮、良い火花、これらを確実にブラッシュアップすることで、マシンは初めて良い状態にすることができます。
これらは、いわば三脚の足に相当するものですから、どれか1本が駄目ならば、全ては水泡に帰するのです。
ファクトリーまめしばは、特別なことをするわけではありません。
この、3大要素を、よりハイレベルな次元でクリアすること、それが私のモットーとなります。


リックマンZ1のシリンダーヘッドOH その1~現状の確認

リックマンZ1のシリンダーヘッドOH その2~カムホルダーめねじのチェックとポート段付き修正

リックマンZ1のシリンダーヘッドOH その3~謎のピストン

リックマンZ1のエンジン腰上OH その4~SOHCエンジニアリング製70mmピストンキットの組み付け

リックマンZ1のエンジン腰上OH その5~シリンダーヘッドの組み付け





エンジンに関して、シリンダーヘッドの組み付けまでを完了しました。
そして、カムシャフトの組み付けとバルブタイミングの調整を行えば、エンジンに関する作業は終了ということになります。
4ストロークエンジンの頭脳とも言えるカムシャフト、これをいかに的確にセットアップするかによって、エンジンの仕上がりは大きく左右されてしまいます。
そして、それは、社外品のハイカムであっても、ノーマルカムであっても、やるべきことに全く違いはないのです。

さて、カムホルダーには新品のカムメタルをはめ、新品カムホルダーボルトにはあらかじめグリスを塗布しておきます。
何事も、段取り八分です。

P3280126.jpg






カムシャフト及びカムチェーンテンショナー類の組み付けを完了しました。
1・4番上死点時におけるカム山の向きが正規になっているかどうかによってコマの掛け違いがないことを確認します。サービスマニュアル記載のレベルではこれで完了です。

P3280129.jpg






バルブタイミング調整の前に、バルブクリアランスを調整します。
今回は、バルブを新品にし、シートカットも行っていますので、馴染みによるクリアランス減少分を見越して、規定値よりもやや広めに取ります。

P3280130.jpg






しかし、このようにしてマニュアルどおりに組んだからといって、そのエンジンにおける本来のバルブタイミングにはなっていません。
シリンダーやシリンダーヘッドを修正面研磨すれば、それぞれの高さが減寸します。
また、カムチェーンは走行に伴って伸びて行きます。
全てこれらは、バルブタイミングが遅れる方向に作用します。
また、量産工業製品には公差というものが存在しますので、これらが相互に作用することによって、バルブタイミングは相当の幅で変化してしまうのです。
よく、新車でも、このエンジンは当たりだとか外れがとか、そういう話を聞いたことがあるでしょう。また、かつては、雑誌取材などに供される新車広報車には、「広報車チューン」なるものが施されていたというのも事実ですが、これらは全て、この公差による設計値からのズレという要素によるものです。
もし貴方が、エンジンチューニングではない、単なるノーマルオーバーホールをオーダーしたとしても、この公差によるズレを補正するというファインチューニングを期待したいのではありませんか。

P3280131.jpg

P3280133.jpg







さて、きちんとバルブタイミングを調整したところ、カムシャフトとカムスプロケットの取り付け穴には、これくらいのズレが生じることとなりました。
このズレを問題ないとするかどうかということですが、私は無視することはできないと考えています。また、ユーザー心理としても、少なからぬコストを投じてエンジンオーバーホールやエンジンチューニングをするのですから、ここまできちんとやって欲しいと思うものでしょう。

P3280134.jpg






さあ、エンジンが完了しましたので、次はウオタニSP-2(Ver.FM)の装着です。
点火コイルとプラグコード、そして点火プラグの装着を完了です。

P3280136.jpg






ユニットは、バッテリーケース脇にブラケットを製作して装着しました。

P3280135.jpg






このマシンは、実にレーシーなセパレートハンドルが装着されていますので、スロットルホルダーからのワイヤー取り出し方向を変更しなくてはなりません。
そうしなければ、ワイヤーに余分なテンション曲がりが加わってしまいます。
それで問題ないと言う向きも存在するかもしれませんが、そのレベルに過ぎないということです。
別体式のスロットルホルダーを装着し、上側からワイヤーを取り出します。
もちろん、ファクトリーまめしば謹製ULFスロットルワイヤーを使います。

P3280137.jpg






このマシンには、すでにCR29が装着されていたのですが、それをベースにCR-M29を製作しました。

P3280138.jpg






スロットル周りの作動性はこのレベルになりました。
元の状態から比較すれば雲泥の差ですが、私にとっては当然のレベルです。








マフラーを装着し、エンジンオイルを入れ、いよいよ音出しです。

P3290142.jpg






エンジンを組み立てて最初の始動は手こずるのではないかと思っている方がおいでのようですが、全ての作業が確実かつ正確に行われていれば、実にあっさりとあっけなく始動するものですし、その直後からエンジンは安定して回るものです。
そうでなかったとしたら、それは何かが間違っているのです。

扇風機で風を当てながら、2~3,000rpmでしばらくエンジンを回して初期馴染みを取ります。
その間、異音の有無やオイル漏れなどがないかどうかも確認します。
もちろん、全く問題はありません。
振動も少なく、実にリニアな吹けを得ています。








全ては順調、予定どおりに推移しています。
さあ、あとは配線類を整理、外装装着を装着し、実走して最終チェックを行いましょう。









CR-Mキャブレターの製作や装着セッティングについては、詳細なお見積りをお作りするご用意がありますので、関心をお持ちの方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。


〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com








ファクトリーまめしばでは、これだけの作業を日帰りで行うことができます。
ちなみに、概算のコストは下記の程度となりますので、参考にしてください。

※CRキャブレター関係
・Mノズル 4個 16,000円
・PEEK製リンクロッド 4個 8,000円
・低レートサブリターンスプリング 1本 1,000円
・ジェット代 適宜
・上記組み付け&セッティング工賃 30,000~40,000円
注:スロットルホルダー、スロットルパイプ、スロットルワイヤー等については、私の基準とする操作性や作動性を確保するため、交換させていただくことがあります。

※SP-2関係
・Z用SP-2(Ver.FM) 1セット 79,000円
・NGKパワーケーブル 4本 11,200円
・点火プラグ 4本 1,840円 (イリジウムプラグも選択可)
・上記装着セッティング工賃 15,000~25,000円

作業のご予約については、随時受け付けをしておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。



ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。

Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス



大好評のファクトリーまめしばオリジナルオイル開発の経過はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
オリジナルオイルの開発

P1090323.jpg

P1090324.jpg

価格を含めたサービス内容については、こちらをご覧ください。
常に在庫は確保しております。
オリジナルオイルのデリバリーについて



ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
・小田原厚木道路小田原東ICから5km、所要10分
・小田急小田原線栢山駅から徒歩5分

地図はこちらをご覧下さい。
新拠点の地図



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まめしばスペシャルパーツのインプレ集は下記リンク先を参照ください。
全て、実際に購入していただいた方々から寄せられたものについて、そのままを掲載したものです。


・Mノズル
価格:1個4,000円


・CR-Mキャブレター
価格:1機 165,000円~


・強化フロントアクスルキット
価格:1セット 40,000円


・V-UP16
価格:1個 26,000円


・マルチスパークアンプ(MSA)
価格:1個 38,000円


・ルブロスプロメディック(オイル添加剤)
価格:1L 8,000円


その他、レデューサー、NGCエキゾーストシステム、SOHCエンジニアリング製ピストンキット&コンプリートエンジンなど、様々な部品をプロデュースしております。
いずれも、自信を持ってお勧めできるものばかりです。


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これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
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までどうぞご遠慮なくメールをお送りいただくか、直接お電話をください。



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