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Z1000LTDにTMR35TPS仕様を装着テストする

ライダーなら誰しも、こう開ければこのくらい前に出るという、予想加速曲線をイメージしてスロットルワークをします。
それに対して、実際にどのような加速曲線が得られたのか、それがスロットルワークの本質であり、そこをいかにリニアなものにするかがキャブレターセットアップに求められる本質です。
では、何をもってリニアとするのか・・・
はたまた、ある特定のシチュエーションではリニアと感じたものでも、次の瞬間には甚だしくリニアではなくなってしまったり・・・そこが問題の本質でもあり、難しくも悩ましいところ・・・





まめしばと言えばCRキャブレターというイメージが定着しているところですが、私自身は、別段にCRしか使わない、使って来なかったというわけではありません。
古くから私の記事をお読みくださっている方であればご存じと思いますが、私は長い間FCRを愛用し、その後にTMRを使うようになり、CRはそのあとに手掛けるようになったのです。
FCRやTMRを愛用していたころには、とてもCRなんて使う気になんてなりませんでしたよ。だって、スロットルは重いし、セッティングはピンポイントで神経質だし、レスポンスだって、どうやってもボケて鈍いものですから、FCRやTMRと比較してしまえば、どう考えたって劣ったものにしか見えなかったのです。
しかし、とあるきっかけがあってCRを試すことになったのですが、これ以上シンプルにしようがないという、ある意味では強制開閉式キャブレターの原点とも言える構造は、私にとって格好の実験道具だったのです。
ケーヒンやミクニは、スロットルバルブやリンク周りにベアリングを仕込み、スロットルバルブを薄い板形状のものにし、メインノズル周りにも工夫を凝らした、その結果がFCRでありTMRなのです。
これらの進化が、それぞれ何を企図したものなのか、FCRやTMRを、それこそ隅々まで検証しながら考えました。
そう、私は気化器フェチだったのです。
私は、この進化の根源的理由を紐解き、それをCRに反映したらどうなるのか、それを実験して楽しんでいた、いや、遊んでいたに過ぎません。
もともとがシンプル極まりないものですから、手を加えて行くに従って、CRは驚くほど進化しました。
私にとってのキャブレター遊びは、セッティングを煮詰めて良く走るようにするだけでは物足りなくなるまでにエスカレートしてしまっていました。
メーカーが、大きな資本や設備、豊富なマンパワーをもって進化させたのであれば、私はプライベーターとして、限られた資金と小道具、そして無限の創造力で同じことをやってやろうと考えていました。
同時に、ジェットを変更して、濃いだの薄いだのという範囲に終始している巷を冷ややかに見ていたというのも本音です。
その結果に形になったのが、現在のCR-Mキャブレターということですが、その先には、常にベンチマークとしてのFCRやTMRがありました。

とは言うものの、実際にFCRやTMRを凌駕することができると思っていたわけではありません。だって、そんなのどう考えたって無理に決まっています。ただ、そういう目標設定をして、終わりのない実験を趣味として楽しんでいたということです。

しかし、このようにしてCRキャブレターを散々に弄り回して楽しみつつ、あらゆるシチュエーションでCRを使って試行錯誤を重ねているうちに、FCRやTMRが、気化器としての高効率、高性能を追求したが故に失ってしまった特性があるということに気付いたのです。
それは、CRキャブレターでなければ得ることができない特性・・・


私は、時折、机の下にしまいこんであるFCRやTMRを装着し、走らせています。
高効率なレスポンスや緻密で高精度な作動性という点においては、これらベアリング仕込みの加速ポンプ付フラットバルブキャブレターは優れていますので、それを目指すべき指標として常に確認したいのです。
私が作り上げたCR-Mキャブレター、これで進化を止めるつもりなんて毛頭ありません。
すでに商品として600機あまりをデリバリーしてはいるものの、CR-Mキャブレターは、私が自分自身で使って楽しむものであり、キャブレターフェチとしての私の本質を反映すべき遊び道具なのです。

ということにて、Z1000LTDにTMR35TPS仕様を装着テストしました。

P3110007.jpg

P3110008.jpg







これはもともと、私がGS1000用としてあつらえたものですが、TPSも加工装着しています。

P3110009.jpg






装着を完了しましたので、実走セッティングをしましょう。
GS1000でのセッティングデータは、それこそ山のように蓄積してありますので、それをもとに煮詰めを行いました。
まあ、どこをどうすればどうなるなんていうことも熟知していますので、私にとっては簡単なことです。

P3120016.jpg






なにも、ここまでリニア&シャープにレスポンスしなくてもいいのにと思うほど・・・排気量は1015ccのノーマルのまま、その他もストリート用ライトチューンエンジンとは思えないほど、これが、TMRキャブレターのパフォーマンスであり、同時に両刃の剣でもあるところです。
TMRについて、世間では、「ドンツキ」などという意味不明の表現でネガ要素とする向きがありますが、それが問題の本質ではありません。
多くのTMR、特にMJNは、ひどくギクシャクしてしまって、街中ではとても乗れたものではないものになっているケースがほとんどですが、それは単なる装着不良、設定不良、セッティング不良に過ぎません。
私のこのTMR35は、街中のSTOP&GOはもちろんのこと、峠道を含めたあらゆるシチュエーションにおいて、ごくスムーズに走ることができますが、TMRをそういう風にセットアップするには、相当に高度な技術とノウハウが必要です。
このTMR35も、執念深いキャブレターフェチの私が、かつては自分が乗るためのものとして試行錯誤したものですから、ドンツキなどという低レベルの問題を抱えているはずがないでしょ。








CR-Mキャブレターの製作や装着セッティングについては、詳細なお見積りをお作りするご用意がありますので、関心をお持ちの方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。


〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com








ファクトリーまめしばでは、これだけの作業を日帰りで行うことができます。
ちなみに、概算のコストは下記の程度となりますので、参考にしてください。

※CRキャブレター関係
・Mノズル 4個 16,000円
・PEEK製リンクロッド 4個 8,000円
・低レートサブリターンスプリング 1本 1,000円
・ジェット代 適宜
・上記組み付け&セッティング工賃 30,000~40,000円
注:スロットルホルダー、スロットルパイプ、スロットルワイヤー等については、私の基準とする操作性や作動性を確保するため、交換させていただくことがあります。

※SP-2関係
・Z用SP-2(Ver.FM) 1セット 79,000円
・NGKパワーケーブル 4本 11,200円
・点火プラグ 4本 1,840円 (イリジウムプラグも選択可)
・上記装着セッティング工賃 15,000~25,000円

作業のご予約については、随時受け付けをしておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。



ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。

Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス



大好評のファクトリーまめしばオリジナルオイル開発の経過はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
オリジナルオイルの開発

P1090323.jpg

P1090324.jpg

価格を含めたサービス内容については、こちらをご覧ください。
常に在庫は確保しております。
オリジナルオイルのデリバリーについて



ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
・小田原厚木道路小田原東ICから5km、所要10分
・小田急小田原線栢山駅から徒歩5分

地図はこちらをご覧下さい。
新拠点の地図



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まめしばスペシャルパーツのインプレ集は下記リンク先を参照ください。
全て、実際に購入していただいた方々から寄せられたものについて、そのままを掲載したものです。


・Mノズル
価格:1個4,000円


・CR-Mキャブレター
価格:1機 165,000円~


・強化フロントアクスルキット
価格:1セット 40,000円


・V-UP16
価格:1個 26,000円


・マルチスパークアンプ(MSA)
価格:1個 38,000円


・ルブロスプロメディック(オイル添加剤)
価格:1L 8,000円


その他、レデューサー、NGCエキゾーストシステム、SOHCエンジニアリング製ピストンキット&コンプリートエンジンなど、様々な部品をプロデュースしております。
いずれも、自信を持ってお勧めできるものばかりです。


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ファクトリーまめしばスペシャルパーツ

これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
mameshiba198★gmail.com(★に@を入れてください)
までどうぞご遠慮なくメールをお送りいただくか、直接お電話をください。



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