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ブリスクプラグをテストする その3~Z1000LTDでの実走テスト


先日の記事にてご報告のとおり、このブリスクプラグはGS844においては大きな体感差を得ることができたところですが、そうなると我慢できませんね。
早速、Z1000LTDにも装着してテストしてみました。
そして、先日のGS844ではBR8ESとの比較でしたが、LTDにはNGKのイリジウムプラグであるBR8EIXを装着していますので、これとの比較ということになります。
スタンダードブラグよりも点火能力に優れたイリジウムプラグとの比較において、ブリスクプラグがそれほどの違いを生むのかが興味深いところですね。
でもね、やる前から私にはわかっているのです。
なにせ、これまでに、スタンダードプラグとイリジウムプラグの比較なんて散々にやってきていますので、それらにどの程度の違いがあるかなんてことは熟知していますし、先日のGS844におけるBR8ESとの体感差を考えれば、イリジウムさえも凌駕するに違いない・・・


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昨日の記事にも掲載しましたが、これが特異な電極形状を持つブリスクプラグです。
特異なのですが、その形状は、点火から火炎伝播のプロセスを考えたとき、実に合理的なものとなります。
理論的にも優れ、かつ、実際の体感差においても明確なアドバンテージを示すとなれば、その効果に疑いを挟む余地はないということです。

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放電状況について比較してみましょう。
この、放電によるスパーク部分に火種である火炎核が形成されるのです。
ブリスクプラグは、その火炎核の成長と周囲混合気への火炎伝播を阻害するような障害物がないということがわかるでしょう。

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さて、実走における比較ですが、やはり予想どおり、BR8EIXよりもブリスクプラグの方が、全てにおいて好印象です。
とにかく、アイドリングから中高回転域に至る全域において、加速レスポンス、振動低減などについて向上していることを確認しました。
そして、本日は東名高速での実走テストも行いましたが、3~4速における、7,000~10,000rpmというピーク域においても、振動の減少とともに、吹け切り感も向上していることを確認しました。
また、エンブレの軽減効果も相当なレベルです。4,000~5,000rpmあたりでシフトアップをつないでいくときなど、まるで無段階変速かのようなスムーズなつながりを得ることができます。
私は、これまでにSP-2オリジナルバージョンやV-UP16、そしてMSAなどの点火系チューニングデバイスを開発テストしてきましたので、点火系の能力を上げて行く過程において、エンジンフィーリングがどのように変化していくのかについて、イヤというほどに熟知しているのですが、ブリスクプラグを装着した際に得られるこれらの変化は、点火系チューニングを行った場合に得られる効果そのものです。

結論、ブリスクプラグを装着することで、失火率は確実に低減し、それによって明確なパフォーマンスアップが得られるのです。

メーカーは、ストリートユースにおける耐久性について、20,000~30,000kmを公称しています。通常のプラグ寿命を考えると、その異例なほどのロングライフに疑問を感じるのかも知れませんが、その電極形状を考えれば、それも合理的に頷けることだったりもします。
ブリスクプラグは接地側が4極ありますが、そのすべてに同時放電するわけではありません。当たり前のことですが、4極のうち、最も飛びやすい1か所に飛びます。
そして、ここが放電エネルギーによって摩耗が進むことによって、次に飛びやすいところから飛ぶようになりますが、ここはそれまではほとんど放電していませんので、減っていないのです。
通常、プラグの劣化は、放電によって電極の摩耗が進み、それによって要求電圧が高まって失火率が上がることによって寿命を迎えます。
つまり、乱暴な言い方をすれば、ブリスクプラグはスペアを含めた4極の接地電極を持つので、4倍の寿命を持つということです。
実際には、中心電極も摩耗しますので、正確に4倍ということではないと思いますが、その中心電極も4方向に新しい放電面を持つとも言えますので、それを考慮すれば、先の20,000~30,000kmという公称ライフも頷けるような気もしてきます。
ただ、これについては、これからの耐久性テストの結果を待つことにしましょう。

問題は、困難な入手性と高価であることでしょうか・・・


そうそう、昨日に装着したGS844で冷間始動性をチェックしてみました。
理論上は、突出した電極によって、冷間時の着火性にも優れるはずなのですが、実際にはどうでしょうか。
今朝の気温は12度ほどでしたが、セル一発であっさりと始動させることができました。
そして、その後のアイドリング安定まで要する時間も大幅に短縮していることがわかりました。
まあ、これも予想どおりです。

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これらの効果について、点火から火炎伝播プロセスをきちんと理解していない場合、「ホントにそんなにいいのか?ちょっと信じられない」などと感じるのかも知れませんね。
でも、理解できなくても体感することはできます。
そして、点火プラグなんて所詮は消耗品なのですから、一度試してみることをお勧めします。
それをどのように体感して評価するのか、それは貴方の自由な判断に委ねられているのです。









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※SP-2関係
・Z用SP-2(Ver.FM) 1セット 79,000円
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・点火プラグ 4本 1,840円 (イリジウムプラグも選択可)
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