2016.10/06 [Thu]
ブレンボラグビーをテストする~その1
これまで、自分のマシンについて、リアキャリパーにはブレンボラグビーを愛用しています。
GS1207とZ1000LTDにはすでに装着済ですし、これから製作するGS944についても同様です。
GS1207


Z1000LTD

GS944

Zなどの旧車に多用されるのは、APレーシングのCP2696ですが、私はどうもこれが好きになれません。
大きなピストン径や高いボディー剛性によって、その制動力自体は優れていますので、レーシングユースには適していると思いますが、ダストシールを持たないことや、鳴きが出やすかったり、エア抜きがやり難かったりなど、ストリートユースへの適合性としては、ちょっと嫌な点が目立ちます。
また、APレーシング製キャリパー全般の特性として、タッチがソリッドでシャープな傾向になります。これは、マスターシリンダーの選択によって、ある程度緩和することはできるものの、基本的特性に変わりはありません。
ブレーキタッチについては最終的には好き好きあるところですが、2696を装着しているマシンの多くは、ブレーキレバーに触れた瞬間にカツンと効力が立ち上がってしまうものになっているのが現実ですので、ちょっと扱いづらいと感じてしまうのです。
これまで、リアキャリパーとして使ってきたブレンボラグビーを、フロントに試してみることにしましょう。



もともとこのキャリパーは、ドゥカティ750F1、モトグッツィルマン、BMWK100など、その他多くの欧州車に純正キャリパーとして使われていたものですので、ストリートユースへの適合性は万全です。
このように、しっかりとしたダストシールを装備しています。

パッドピンも、スプリングテンションによって抑えられていますので、ブレーキ鳴きもありませんし、カタカタとパッドが踊る音もしません。

また、多くの欧州車に純正キャリパーとして使用されてきたことで、幅広いパッドの選択肢があるのも魅力です。
ほとんどのパッドメーカーが各種のコンパウンドを用意していますし、ブレンボ純正パッドですら3種類を入手することができます。
これは、最も効きが穏やかな標準パッドです。
ジワッとした効力立ち上がりで扱いやすいものですので、リアキャリパーには最適でしょう。

これは、ブレンボ純正の、カーボンセラミックとシンターメタルです。
カーボンセラミックは、標準パッドよりも高い制動力を得ることができると同時に、ウェット性能などにも優れていますので、フロントには良いのではないかと思います。
そして、高いミューが得られるシンターメタルでは、より高い制動力と耐フェード性能を得ることができるはずです。


その他にも、ベスラ、EBC、SBS、フェロード、ブレーキングなど、多くのパッドメーカーが様々なコンパウンドのものをラインナップしていますので、好みのブレーキ特性を得ることができるはずです。
取り付けに際して必要なキャリパーサポートについてですが、基本的な取り付けピッチやオフセット値はCP2696と共通なのですが、ふところの深さがちょっと異なりますので、CP2696用として製作されている社外品サポートのうちのいくつかでは、ローターと干渉してしまう場合がありますので、ヤハリラグビー専用品を製作する必要がありそうです。
その製作も含めて、実際の着手はもう少し先のことになりますが、上記の各パッドの実走テストを含めて、このブレンボラグビーの検証をやってみようと思っています。
定番となっているCP2696と並んで、好みや用途に応じた選択肢が増えるのは良いことですからね。
いずれはキット化することも視野に入れていますが、まずはテストが先です。
ちなみに、CP2696よりも幅が狭いですので、ホイールとの干渉も避けやすいですよ。
ピストン径は、CP2696の41.3mmに対して38mmとやや小径になりますので、絶対的効力としてはわずかながら劣るのかも知れませんが、ストリートユースでは十分でしょう・
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