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Z750FX1のエンジンオーバーホール その1~予定外の問題が発覚


川崎市在住のSさんは、このZ750FX1に長年にわたって乗り続けておられるのです。
ところが最近、エンジンが低回転域での安定性を欠くようになり、キャブレターからもガソリンにじみなどが目立つようになったことから、これはキャブレターが原因に違いないと考え、CR-M31のご注文を決意されたのです。

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持ち込まれたマシンをチェックしてみたところ、確かに低回転域でのツキが非常に悪い状態で、エンジンが温まるまでの間は、アイドリングを維持できないというものでした。
確かにノーマルキャブレターの状態も悪いものだったのですが、念のためにエンジンコンプレッションを計測してみたところ、2番シリンダーについては6キロ弱しか上がりません。その他のシリンダーは8.5~9キロほど出ますので、エンジン不調の主犯は2番シリンダーにあると考えました。
ここで最初に疑うべきは、バルブクリアランスの過小です。
バルブとバルブシートについて、走行を重ねるごとに双方の当たり面が摩耗して行きますので、クリアランスは詰まる傾向になります。そこで、このクリアランスがなくなってしまえば、吸排気バルブがきちんと閉まることができなくなりますので、エンジンコンプレッションが上がらないということになります。圧縮漏れということですね。

さて、バルブクリアランスをチェックしてみましょう。
そうそう、その前に、シリンダーヘッドナットの締め付け直しをする必要があります。
ここがきちんと規定トルクで締まっていなければ、正確なバルブクリアランスを計測することができないからです。

P9121094_2016091521090326f.jpg






ほら、こんなに締まるでしょ。
規定トルクは4キロですが、作業前には2キロ弱まで緩んでいました。
この作業、基本整備中の基本です。

P9121096.jpg






さて、バルブクリアランスをチェックしてみたところ、2番の排気バルブにクリアランスがありませんでした。
さあ、これを調整すれば、2番シリンダーのコンプレッションも復活するに違いない・・・

P9121093.jpg






タペットシムを交換して、さて、再度コンプレッションを計測してみましょう。

P9121097.jpg







ところが、ところがですよ、相変わらずコンプレッションが上がりません。
わずかに上昇したものの、6キロです。
次に疑うべきは、ピストン&シリンダーの摩耗、若しくはリングトラブルです。
それを簡易的にチェックするために、2番シリンダーにプラグホールからエンジンオイルを注入し、しばらくクランキングさせたのちにコンプレッションを計測してみます。
これによって数値が上昇したのであれば、ピストン&シリンダー、若しくはピストンリングに問題があるということになります。
結果は、7キロまで上昇しました。

P9121090.jpg






もう、ほぼ間違いないですね。2番シリンダーのピストン周りに問題が生じているのです。
念のために、シリンダーリークテスターを使ってチェックしてみます。
1・3・4番の各シリンダーは全く問題ありませんでしたが、2番はダメです。
そして、2番シリンダーに圧力をかけた状態で、カムチェーントンネルから「シュ~シュ~」というエア漏れ音が盛大にすることを確認しました。
つまり、ピストン&シリンダーからクランクケース内に漏れているということです。

P9121098.jpg






ほら、「シュ~シュ~」と音が聞こえるでしょ。







これはもう、エンジンオーバーホールするしか選択余地はありませんので、Sさんにその旨をお伝えしてプランを策定することとしました。
当初はキャブレターの交換とセッティングというオーダーでしたが、目的は快調に走るマシンに仕上げるということにありますので、乗りかかった船ということにてしっかりやらせていただきましょう。









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