Entries

1105ccにボアアップチューニングされたZ1にCR-MB35を装着&セッティング


私の製作するCR-Mキャブレター、口径選択基準はCRキャブレターとは全く異なるのです。
従来の通説、それは、Z専門店やバイク雑誌記事、はたまたネット情報などによるものでしょう。
通常のCRキャブレターにおいては、たとえ並列4気筒1000ccエンジンであっても、CR29が幅広く推奨されてきました。
これは、スローポートしか持たない1ポート式であることから、排気量あたりの適正口径を選択してしまうと、アイドリングから開度25%付近までの実用域において神経質なものになってしまうことや、気温や気圧変動による調子変化が激しくなってしまうことが理由となります。

しかし、CR-Mキャブレターにおいては、ボディーに追加工することでパイロットポートを設けるとともに、霧化性及び燃料搬送レスポンスに優れたMノズルによって、従来のCRキャブレターにおけるネガティブ要素を完全に排除解決しました。
そのドライバビリティーと安定度においては、TMR、FCRはもちろんのこと、純正負圧キャブレターと同等レベルとなります。
まあ、構造上において同レベルにしたのですから、それは当然の結果であり、そこに疑いの余地はありません。
それは、リピートユーザーや、近年増加中のプロショップ様からの業販依頼などに反映されているものと自負しています。



今回、茨城県常総市にお住まいのTさんから、CR-Mキャブレター装着のご相談をいただきました。
お話をお伺いしたところ、エンジンは1105ccまでボアアップチューニングし、ST-2カムまでを投入しているハイチューン仕様とのことでしたので、私は迷わずにCR-MB35を提案させていただきました。
ここまでのチューンドエンジンの場合、CR-M33では完全に役不足となりますからね。
いや、CR-M33でも十分に走ることはできますし、それで何か問題が起こるということではありません。
ただ、CR-MB35と比較すれば、それは、オーナーならば愕然とするほどの違いがあるのです。わずか2mmの口径差ですが、それがエンジンパフォーマンスに与える影響度は想像以上のもの・・・みんな知らないだけのことです。
ましてや、CR29と比較なんてしようものならば、エンジンチューニングにかけたお金をドブに捨てたと思いたくなるほどの違いとなります。

今回のTさんが持ち込んだZ1はこれです。
なんと、VM33が装着されています。
作業前に乗せていただきましたが、開度4分の1以上はなかなかの吹けをしてくれますが、まずアイドリング維持ができません。そして、開度8分の1付近でも極めて不安定なものですので、とてもではありませんが街乗りツーリングに使うのは相当な苦痛・・・いや、危険ですらあります。
VM33、それは素晴らしいレーシングキャブレターです。しかし、CRキャブレターと同様にパイロットポートを持たない上に、ストリートユースとするには貧弱なジェット類ラインナップや完全OHするには補修部品を全て揃えることができないなど、現代の公道を快適に走るためのものとしては問題があり過ぎます。

P8110687.jpg






いつものことですが、キャブレター装着にあたって、セッティング云々以前に極めて重要なことは、スロットルホルダー及びスロットルワイヤーの設定を適正なものにするということです。
簡単なことと思われるでしょうけれど、これが意外と出来ていないものが多いのです。
たとえ、バイクショップの作業であったとしても、全くダメなレベルのものは珍しくありません。残念なことですが、この部分に対する高い意識レベルを持っているという人は意外と少ないというのが悲しい現実です。
スロットルが重くて渋いとか、回転落ちが悪いなどという問題において、その原因のほとんどはスロットルホルダーとスロットルワイヤーにあります。

「これでいいだろう、完璧だよ・・・」
と言うレベルであっても、私の基準では全くダメというケースは珍しくありません。

スロットル周りのフリクションは、少なければ少ないほど良いのです。
1台のマシンとなった場合のコントロール性や快感度において、それは、車体や足回りなどのそれよりも、エンジン内部のそれよりも、はるかに重要です。
右手でコントロールするスロットル周りの操作性は、マシンそのものの操作性となります。
だからこそ、ファクトリーまめしば謹製ULFスロットルワイヤーを使います。
このスペシャルパーツの効果、それはある意味では数十万円のサスペンション以上だったりするのです。

P8110689.jpg








装着作業を完了したなら、ガソリンを通して音出しします。
エンジン始動直後から、予想プリセットそのままであるにもかかわらず、ピタリとアイドリングが安定し、開ければ従来とは全く異なる吹けを見せてくれました。
私にとってはいつもの予定通りのことですが、Tさんはこの時点で相当に驚いていましたよ。
これまでに散々に苦労してきた問題なのに、CR-MB35をポンと付けただけ劇的変貌してしまったのですから、無理もないのかも・・・

P8110688.jpg






さて、猛暑の中でしたが、実走セッティングの煮詰めもスムーズに進み、完成させることができました。
こまでの作業時間は、インシュレーター周りの問題解決やオイルクーラーホースの取り回し変更などの予定外作業が入ってすら、約4時間半というところでしょうか。
長年の苦労や試行錯誤がこんな短時間で解決するのですから、悪くないでしょ・・・

P8110691.jpg

P8110692.jpg

P8110693.jpg






さて、これがCR-MB35の吹け具合です。
これまでのCRキャブレター口径選択基準からすれば、非常識とすら言われてしまうようなボア径ですが、CR-MBキャブレターはCRキャブレアーではないのです。
また、回転落ちもスムーズですね。
時折、CR-Mキャブレターをご自身やバイクショップなどで装着した方から、回転落ちが云々というご相談をいただくことがあるのですが、それは装着作業の問題ですので、それにお悩みの方がおいでならば、ぜひ直接にお問い合わせください。
これまでに、CR-Mキャブレター装着動画を多数アップしてきましたが、それらを見ても、全て問題はないことがおわかりになることでしょう。







今年のお盆は出かける用事も特にありませんので、通常どおり営業しております。
ただ、おいでになる際には、あらかじめお電話をいただければと思います。








ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。

Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス



大好評のファクトリーまめしばオリジナルオイル開発の経過はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
オリジナルオイルの開発

P1090323.jpg

P1090324.jpg

価格を含めたサービス内容については、こちらをご覧ください。
常に在庫は確保しております。
オリジナルオイルのデリバリーについて



ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
・小田原厚木道路小田原東ICから5km、所要10分
・小田急小田原線栢山駅から徒歩5分

地図はこちらをご覧下さい。
新拠点の地図



↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタムへ
このアイコンをポチッとネ
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
新しくスタートする新生ファクトリーまめしばに、皆様の応援クリックをよろしくお願いいたします。


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


まめしばスペシャルパーツのインプレ集は下記リンク先を参照ください。
全て、実際に購入していただいた方々から寄せられたものについて、そのままを掲載したものです。


・Mノズル
価格:1個4,000円


・CR-Mキャブレター
価格:1機 165,000円~


・強化フロントアクスルキット
価格:1セット 40,000円


・V-UP16
価格:1個 26,000円


・マルチスパークアンプ(MSA)
価格:1個 38,000円


・ルブロスプロメディック(オイル添加剤)
価格:1L 8,000円


その他、レデューサー、NGCエキゾーストシステム、SOHCエンジニアリング製ピストンキット&コンプリートエンジンなど、様々な部品をプロデュースしております。
いずれも、自信を持ってお勧めできるものばかりです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ファクトリーまめしばスペシャルパーツのリンクはこちらです


ファクトリーまめしばスペシャルパーツ

これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
mameshiba198★gmail.com(★に@を入れてください)
までどうぞご遠慮なくメールをお送りいただくか、直接お電話をください。



〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com


拍手もどうぞよろしく!!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

スポンサーサイト

ご案内

プロフィール

mameshiba198

Author:mameshiba198
FC2ブログへようこそ!

最新記事

カテゴリ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

全記事表示リンク

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
車・バイク
9位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
バイク
2位
アクセスランキングを見る>>

カテゴリ