2015.09/15 [Tue]
Z1000LTDの初期化&ライトチューニング その3~ジェネレーターハーネスのリペア
古いマシンにお乗りの方々、充電不良に悩まされているケースが少なくありません。
新しいバッテリーに交換してもすぐに上がり気味になってしまう。
レギュレターを交換しても、症状は一向に解決しない・・・そんな悩ましい話を良く耳にしたりもします。
また、ショップの勧めに応じて、レギュレートレクチファイヤーを高効率Mos-FET式に、バッテリーも自己放電が少ないリチウムフェライトに交換しても・・・
最後は、「古いマシンだから仕方ない・・・」などとあきらめてしまうというところなのでしょうか。
多くのマシンは、三相交流発電機(三相ジェネレーター)によって発電した交流電流をレクチファイヤーで直流に変換し、ボルテージレギュレターで14V前後に電圧制御しているのですが、見落とされがちなのが、三相交流発電機とレギュレートレクチファイヤーとの接続です。
通常、双方の接続はギボシ端子やカプラーによって行われていますが、三相交流発電機は、30V・10A以上の高電圧を出力していますので、この接続接点への負担は相当に大きなものになります。
接続している接点にわずかな抵抗増加があったりすれば、それは発熱の原因となり、接点の劣化が促進、抵抗の増加、さらなる発熱という悪循環に陥ってしまいます。
すると、各部品の機能自体に問題がなくても、最終的な充電能力はガタ落ちとなってしまうのです。
これは、Z1000LTDにおける接続部分ですが、見事に黒く焼けていますね。
そしてこれは、この個体にかかわらず、メーカーや車種そして年式を問わず、どんなマシンでも頻繁に生じる現象なのです。
こうなった場合の発電ロスは、いくら高効率のレギュレターを使ってロスを低減しようが、その程度で稼げる分を相殺するどころか全く無意味と言ってもいいほどの残念な状態になるのです。

焼けた端子を切り取って摘出してみましたが、大きな熱負荷によって、こんな状態になっていました。これも珍しいことではないどころか、こうなっているのが普通のことです。

ギボシ端子よりも接触面積が大きくて大きな電流負荷容量を持つ、250平端子に交換し、さらに半田付けを行って接触抵抗を可能な限り減らすように工夫します。

これで完了です。
実に地味な作業ですが、一工夫を凝らした基本メンテナンスによって、安定した充電能力を得ることができるのです。
そしてこれは、大したコストもかかりませんので、部品交換をする前にやってみるべきことなのです。
まあ、気の利いたプロやマニアなら当たり前のようにやっていることですけれどね。

40年前のマシンであっても、このような地道で細かい作業を各部において積み重ねることによって、現行車と同等、いや、それ以上の安定性と耐久性を獲得できるということを知っておいてください。
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