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予備のGS750エンジンを分解してみました~長期不動車におけるシリンダー内の腐食


予備のベースエンジンとして入手した程度良好(と思われる)GS750エンジンを分解することとしました。分解の目的については、また改めて・・・

私は、ベース車両やエンジンを入手するにあたっては、仕入れたまま手つかずのノーマルエンジンを入手することにしています。このとき、「エンジンオーバーホール済」などと謳われているものを安直に選択すると、往々にしてひどい目に遭いますので注意が必要です。
先日も、Zを多数扱っているショップにて、エンジンオーバーホール済ということで入手したのに・・・いや、多くを語ることはやめておきましょう。まあ、お決まりのお話です。

このエンジン、外見的にはとてもきれいですし、一度も開けた形跡はありません。
さて、中身はどうでしょうか。

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クラッチ周り、ジェネレータ周りを分解完了です。
ここまでは何の問題もありません。走行距離も少な目であることが窺われますので、これはアタリくじだったかな・・・

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カム山、カムジャーナル周りも素晴らしい状態です。また、カムホルダーのネジ穴も問題ありません。まあ、Zと違って、GSエンジンでは、ここのメネジがダメになっているものはほとんどありませんけどね。

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シリンダーヘッドまではすんなりと外れたのですが、ここで難関が待っていました。
スタッドボルトが錆びて太ってしまっていて、シリンダーが抜けない・・・
しつこくコツコツと叩いたりこじったり、暖めたりしながら、何とか浮かせるところまではいったのですが、最後が抜けずに、やむなくスタッドボルトを切断して抜きました。
まあ、これくらいはなんとか想定内のこと・・・

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さて、ここからが本題です。
抜けたシリンダーです。

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ホーニングによるクロスハッチもはっきりと残っていますので、走行距離は少なかったはずです。よって、各部の摩耗は少ないはずなのですが、問題は、このライナー内壁の錆腐食です。

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ここまで腐食しているとリングにも錆は回っていますので、このままエンジン始動させて走り出せば、相当のオイル上がりに見舞われること必至です。
生産から40年近くが経過しているにもかかわらず走行距離が短いということは、走っていなかった期間が相当にあるということです。もしかすると、30年くらい寝ていたとしても不思議ではありません。
そうなれば、バルブが開いていて外気と通じている気筒内は錆びて当然ということになります。

つまり、いくら程度良好の低走行車であっても、エンジンオーバーホールは必至、そして、その作業は、内容を把握管理できるようなやり方で行うのが良いと思うのです。
だって、自分のマシンに搭載されたエンジンの中身がどうなっているのか知らないまま、不安を抱えて走るというのはいやでしょ。

ところで、GS750に関しては、純正OSピストンの供給がありませんので、このようにしてライナー内壁が錆びてしまったエンジンをオーバーホールしようとしたとき、ピストンをどうするかという問題に直面します。現状では、ワイセコ69mmピストンを使ってボアアップを兼ねてということになりますが、現在、SOHCエンジニアリングの渡辺さんと、ボーリングのみで組み込める69mmピストンキット製作を計画中です。
今回分解したこのエンジンをベースにしてコンプリートエンジンでも作りましょうかね・・・圧縮比11程度のショートストローク850ccエンジンは、高回転域までビュンビュンと回って楽しいものになるはずです。
また、ローコストで安心して使えるエンジンを作りたいというのであれば、GS850G純正の69mmピストンを使うというのも良い選択肢です。何と言っても、純正OSピストンですから・・・

そうそう、クランクケースも問題なく分割を完了し、このケースは一時的かつ重要な任務を帯びて出張することとなりました。

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