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ファクトリーまめしば製ウルトラローフリクションスロットルワイヤーの量産品をGS750に装着テスト


キャブレターにとって、軽くスムーズ&リニアな作動性は生命線なのです。
たとえば、TMRやFCRなどのレーシングキャブレターにおいて、スロットルリンクやスロットルバルブ周りにベアリングを配置しているのも、この、軽くスムーズ&リニアな作動性を得るために他なりません。それぞれVシールや浮動バルブ(背圧バランスバルブ)などという、ベアリング支持にしたことによって生じるエアリークという問題を解決するための高コストな特殊構造を採っているのも全てはそのためということです。
この事実からも、これがキャブターの生命線であるということが理解できると思います。

そのために、私はCRキャブレターにおいても、PEEK製リンクロッドやPEEK製スロットルバルブなどを開発したのですが、いくらキャブレター単体においてフリクション低減を実現したとしても、スロットルホルダーやスロットルワイヤーなどのフリクションが大きければ、それは元の木阿弥ということになってしまいます。

そういう意味において、可能な限りフリクションが少ないスロットルワイヤーの開発というものは、私にとって悲願そのものでした。

そして実現しました。

通常、ローフリクションを謳っているスロットルワイヤーは、インナーにテフロンチューブを挿入しています。テフロンという素材自体は、極めて低い摩擦係数を持ちますが、大きな面圧がかかった際の変形が大きく、それが接触面積を増大させることで実質的な抵抗値が稼ぎにくいという特性を併せ持ちます。また、その際の摩耗量も大きい傾向にありますので、つまるところ長持ちしない・・・
私はこれまでに何種類ものスロットルワイヤーを試して来ましたが、数千kmも使うとテフロンチューブが磨滅し、急激に渋くなるというジレンマに悩まされてきたのです。
仕方ありませんので、とにかく頻繁に交換することで対処してきました。

今回のスロットルワイヤーでは、インナーにポリプロピレンを使うことにしました。
これは、テフロンよりも高い硬度と耐摩耗性を持ちますので、ワイヤーの曲がり部分でインナーワイヤーとインナーチューブが高い面圧で擦れた際にも変形しないことで接触面積の増大を抑えることができます。
それによって、最低でも1か所以上の曲がり箇所を設けなくてはならないというスロットルワイヤーの使用条件下において、トータルのフリクションを抑制し、かつ高耐久性を得ようとしたのです。

P4070540.jpg







インナーとアウターケーシングの差は85mmですので、CR、FCR、TMRの各キャブレターに使うことができます。

P4070542.jpg







国内某メーカー製のスロットルワイヤーと比較してみましょう。
このようにして、スロットルワイヤー単体の状態で、きつい曲がりを設けた上でインナーワイヤーを動かしてみます。
画像ではその違いをお伝えすることはできませんが、指先に伝わる抵抗感は雲泥の差です。
某メーカー製は、明らかにフリクションが大きいだけではなく、ゴリゴリとした渋さすら感じます。
スロットルワイヤーをまっすぐの状態にすれば両者の差はさほどでもなくなるのですが、曲げた場合での違いは明らかということです。
車両に装着した際には、必ず1か所は曲げることになりますので、実装状態では圧勝ということになります。

P4070544.jpg












私のGS750では、これまではノーマルスロットル周りとしてきましたが、テストのために装着してみることにしました。そのためには、汎用品のスロットルホルダーと別体式ハンドルスイッチが必要ですが、私自身の確認のためにも交換に踏み切ることとしました。

P4080551.jpg







装着を完了しました。

P4080557.jpg

P4080558.jpg






キャブレターのブラケット側ではこのような感じです。

P4080559.jpg






いつものとおり、動画にてご覧ください。
実に軽くスムーズですし、スロットルバルブとキャブレターボディーの摺動感がワイヤーを伝わって手の平に感じられるほどです。
そう、釣り糸をナイロンからPEに換えたとき、水底の様子や魚信が実にリアルに伝わるようになる感覚と近いものと言えばわかるでしょうか・・・












オートバイという乗り物は、スロットルワークでリアタイヤのトラクションを入れたり抜いたりすることでコントロールするものです。
つまり、右手とリアタイヤトレッドの接地面をいかにリニアに連結するか・・・
スロットル系~キャブレター作動系~キャブセッティング~燃焼室~クランクシャフト~クラッチ~ミッション~ドライブチェーン~リアホイールハブ~リアタイヤ
これら多くの要素は、すべてひとつの伝達系となって右手とリアタイヤをつなぎます。
私が腐心するのはまさにこの部分であるし、スロットルワイヤーというのは、そのうちの重要な一要素ということです。

だからこそ、このスロットルワイヤーは私の悲願だったということ・・・




このウルトラローフリクションスロットルワイヤーは、初回ロット分の100本、つまり50セットについて製作を完了しております。
販売開始のご案内は明日の記事にて行いますので、今しばらくお待ちください。






ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。

Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス



大好評のファクトリーまめしばオリジナルオイル開発の経過はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
オリジナルオイルの開発

P1090323.jpg

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価格を含めたサービス内容については、こちらをご覧ください。
常に在庫は確保しております。
オリジナルオイルのデリバリーについて



ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
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