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GS1000Sエンジンのオーバーホール その5~シリンダーヘッドとバルブ周りの状態


昨日の記事に引き続き、今日はシリンダーヘッドとバルブ周りの状態についてご紹介しましょう。
昨日のシリンダーとピストンも同様ですが、まあ、生産から40年近くも経過し、それなりの距離を重ねたエンジンでは、この程度は完全なる想定内のことですので、驚くに値などしません。いや、不適切なオーバーホール作業を除けば、十分にマシな方というレベルですし、完全な状態にリペアすることも比較的容易なものとなります。
また、この時代のマシンを中古車として入手したのならば、こういった状態は当然のことと言っても過言ではありません。

シリンダーヘッドは、洗浄液に漬け込んでカーボンなどを除去してあります。
ここまでに、ネジ折れやメネジの上がりなどは皆無でしたので、まあ、上々というところかな・・・

P1120018.jpg






バルブ周りも分解して、バルブはカーボン落としまでを済ませてあります。
バルブシートとの当たり面であるバルブフェイスの状態を確認するためにはカーボンを落とさないとわかり難いのです。

P1120020.jpg






オイル下がりを防止するためにはステムシールの状態が重要ですが、このステムシールはカチンカチンのプラスチック状態でした。オーバーホール時には交換するのがセオリーなのですが、そのままだったんですね・・・こんないくらもしないような部品すらケチったのかと思うと・・・
まあ、これは交換すれば済むことです。

P1120019.jpg






吸気バルブのフェイスはこのとおり、当たり幅も広がっていますし、段付き摩耗も進んでいます。GS1000は吸排気バルブの部品供給が終了していますが、この程度ならリサーフェイスで十分に対応できますので心配は要りません。
ちなみに、バルブステムの摩耗は限度内でしたので、その点も問題ありません。

P1120015.jpg






吸気側のバルブシートです。
当たり幅はまあ問題ないレベルですが、当たり面の荒れが認められますので、シートカットが必要です。

P1120016.jpg






排気側のバルブシートは、このようにカーボンの噛み込みと腐食が進んでいますので、これもシートカットは必須です。

P1120017.jpg







そしてバルブガイドですが、これも吸排気ともにガタが大きくなっていますので、ガイド交換が必要です。純正部品で供給されますので、心配要りません。
特に排気側はガッタガタ・・・でも、これが普通ですので、驚くほどのことでもありません。

P1120013.jpg







排気側バルブガイドのガタを動画撮影してみました。
ね、ガッタガタでしょ・・・










さて、ここまでの状態を踏まえた上で、必要な作業を検討してみましょう。
グルンとズレてしまったクランクシャフトはさておいて、下記のようなものとなります。

・ピストン&リング交換とシリンダーボーリング
 問題は、オーバーサイズピストンの供給が終了していますので、ピストンを社外品から選定しなくてはならないことです。
・バルブガイド、ステムシール、バルブスプリングなどの交換
 純正部品に交換するだけです。
・バルブシートカット、バルブフェイスのリサーフェイス

まあ、特筆することもない、通常のオーバーホール作業に過ぎませんが、ここで重要なことは、内燃機加工をいかに確実に行うかということです
これはもう、加工者の技量と注意力に依るしかないところですので、仕上がりは、誰に作業を依頼するかにかかっています。
そしてそれは、組み上がったエンジンに直接的に影響する部分だということを忘れてはなりません。














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