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GS1000と日々の日記

ファクトリーまめしばにおける日々の作業内容についてご紹介しております。

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Z1R&CR-MB35のセッティング


キャブレターのセッティング、季節ごとにリセットすることの必要性について云々と言われています。
たとえば、ネット上でもリアルな場面でも、
「オレのマシンは年間通じて同じセットで問題なく走っているよ・・・」
または、
「オレは季節ごとにリセッティングしているよ。もうそろそろ気温も下がっているので、冬セットにしなくては・・・」
などという話を見聞きしたりすることでしょう。

まあ、バイク好き同士のコミュニケーションの一環としては他愛のないことなのですが、果たして真相は・・・

理論的な正論としては、気温や気圧、はたまた湿度の変化によって、空気中の酸素含有比率は変化しますので、同じ空燃比値を得るためには、それらの変化に応じて修正をする必要があります。
これは、炭化水素混合物であるガソリンが、酸素と反応して燃焼するという化学反応に関することですので、いまさら、その要否について議論する余地のないことです。

実際のエンジンにおいてというレベルになればどうなのか・・・
たとえば、メーカーの設定したノーマルマシン、通常は季節ごとにリセッティングしたりはしませんね。でも、真夏と真冬では、エンジンの調子やフィーリングに大きな違いがあるのも事実です。そう、完全ノーマルマシンであったとしても、より良い状態で走らせようとすれば、条件の変化に応じてリセッティングをするべき・・・いや、するしかないのです。そう、ガソリンと酸素の化学反応ですから・・・

ただ、ちょっと前の記事にも書いたとおり、キャブセッティングにはストライクゾーンという許容範囲があり、この範囲に収まっている限り、特段の問題は起こらないのです。

100点満点中、70点が合格点という資格試験があった場合、そこで70点でいいやと思う人がいれば、俺は100点じゃなきゃ満足できないという人もいます。
キャブセッティングも同じこと・・・許容範囲の70点でいいと思う人はそうすればいいですし、常に100点を目指したい人はそうすればいい・・・
ただ、100点の醍醐味を知った上での70点選択ならいいのですが、70点を100点と思っての70点では、ちょっと淋しいというのも事実です。


先日、茅ヶ崎市のSさんから、愛車のZ1Rについてキャブセッティングのご依頼をいただきました。
このマシン、SOHCエンジニアリング製75mmピストンキットにて1166ccまでボアアップされ、カムもヨシムラST-1が組まれていますので、まあ、相当なチューニングエンジンということです。
そして、キャブレターは、CR-MB35・・・
装着セッティングをしたのは夏前のことですが、最近、気温の低下とともに、当初のフィーリングが得られなくなってきたとのこと・・・そう、Sさんも、その時々のベストセットで走りたいのです。
しかし、それをする時間もない・・・

P1100905.jpg







気温が下がって気圧が上がっているのですから、空気中の酸素比率が高まり、それによって相対的にはガソリン量が少なくなった、つまり、薄くなってしまっているということです。いや、それにしたって、相当な勢いで加速するのですが、ビシッと決まったセットを知っているSさんとしては、納得がいかない、それがSさんの価値観であり要求レベルということです。

マシンごとお預かりしての作業ですので、じっくりと時間と手間をかけて煮詰めましょう。

JNクリップ位置については、濃い方向にストレート径と各段数を比較して走行を重ねます。
結果としては、当初のセッティングから、ストレート径はそのままに、0.5mmのシムを入れた状態に落ち着きました。

P1100906.jpg






スロー系もいくつかの組み合わせを比較します。
SJを1ランク大きくしたケース、番手はそのままにASを8分の1ほど閉めたケースを始め、これも地道に比較評価するしかありません。また、JNストレート径ともオーバーラップする領域ですので、試すべき組み合わせは多岐にわたります。

P1100910.jpg







これは、PS戻し回転数のセッティングです。
主に、回転落ちやエンブレフィーリング、シフトフィーリングなどを合わせ込むという目的で行います。
どこをどういう風に変更するとどういう効果が得られるのか、それは経験則に基づく引き出しの数が勝負を決めるのです。

P1100911.jpg







引渡しは来週の予定ですので、もうちょっと走り込んで微調整をしてみることにしましょう。
関連する条件が異なる他人様のマシンにおいて、様々なトライをするというのも、引き出しを増やすためには良い実験になるのです。

ファクトリーまめしばにおける実走によるCRキャブレターセッティング、ご希望の方はどうぞご遠慮なくお問い合わせください。


※ 明日は朝から筑波サーキットに行っていますので、ファクトリーまめしばは不在となります。
日曜日は通常どおりですので、御用の方はどうぞおいでになってください。







アドバンテージKYB36及び現行モリワキKYB用のワンプッシュエアバルブ付イニシャルアジャスターのデリバリーを開始しました。
詳細はこちらをご覧ください。
・デリバリーについて
http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-1920.html
・製品コンセプト
http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-1919.html



ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。

Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス



大好評のファクトリーまめしばオリジナルオイル開発の経過はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
オリジナルオイルの開発

P1090323.jpg

P1090324.jpg

価格を含めたサービス内容については、こちらをご覧ください。
常に在庫は確保しております。
オリジナルオイルのデリバリーについて



ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
・小田原厚木道路小田原東ICから5km、所要10分
・小田急小田原線栢山駅から徒歩5分

地図はこちらをご覧下さい。
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これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
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ファクトリーまめしばの営業について、特段に定休日や営業時間を設けておりませんが、一人で切り盛りしておりますので、おいでになる際には、あらかじめのご連絡をいただければと思います。

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