Entries

GS750のエンジンオーバーホール計画 その17~オイル消費が増加したシリンダー&ピストン周りを検証する


そもそも、このGS750についてエンジンオーバーホールを決意することとなった理由は、今年の連休に出かけた東北~新潟ツーリングにおいて、約800kmの高速走行にて約1.5Lのエンジンオイルを消費したことにあります。
この時は、4~5速を使って5,000~7,000rpmという比較的高回転域を連続常用するという走行モードでしたので、条件としてはやや厳しいものとなります。
ちなみに、通常の街中走行からツーリングモードでは、さほど気になるほどの消費はなく、点火プラグへの甚だしいオイル付着などもありませんでしたので、ある意味では、時折オイル補充しながら走行を続けるという選択も可能な状態だったとも言えます。
しかし、走行距離や履歴も不明のエンジンでしたので、ここでしっかりとリセットして、将来にわたって長く安心して乗りたいという考えからのオーバーホールだったということです。

これが取り外したピストンとシリンダーです。

P1090680.jpg






ピストンをアップしてみましょう。
それぞれ矢印で示したところ、トップリングの下部分、セカンドリングの下部分へのカーボン付着はありませんので、ピストンリングのガスシール性は保たれ、また、合口からの吹き抜けも許容範囲内だったということになります。

P1090681.jpg







ピストンリングをアップしてみましょう。
左側がトップリング、右側がセカンドリングですが、かろうじて当たりシロを残しているものの、ベタ当たり寸前というところです。

P1090677.jpg







次にリング合口を見てみましょう。
1~4番までの全ては、約0.3mmでした。
サービスマニュアル上の限度値は0.6mmですので、これはまだまだ許容範囲内です。
ベタ当たり寸前まで摩耗しているにもかかわらず、この0.3mmという合口隙間を保っているということは、新品組み付け時のそれは、規定値下限の0.1mmに限りなく近い値だったのではないかと推測します。
これが、ガスシール性を保っていた主要因ということでしょう。
新品組み付け時の規定値が0.4mm以上もある量産社外品ピストンではこうはいきません。

P1090674.jpg







次にシリンダーを見てみましょう。

P1090670.jpg







アップにするとわかるでしょうか・・・もう、クロスハッチはほとんど残っていませんので、相応に摩耗している状態ということです。

P1090671.jpg






これはおまけですが、ピストンピンの状態はなかなか良好でした。
段付き摩耗や焼けによる変色もありませんので、きちんと潤滑が保たれていたものと思います。ここでものを言うのはオイル管理ですので、このエンジンは、それなりにきちんとオイル交換されてきたものと言えます。

P1090679.jpg







さて、高回転域常用時におけるオイル消費について、その直接的な原因の特定とまではいきませんでした。ただ、各部が確実に摩耗やへたりを起こしてるのは事実ですので、それらが複合的に作用した結果の症状ということです。
機械は使えば減るものですので、減って然るべきところが然るべき程度に摩耗するというのは、正常摩耗です。
正常に摩耗した機械は、セオリーに従ってオーバーホールしてやることで、本来の機能を回復することができるものです。
しかし、正常摩耗を越えて破損の領域にまで達してしまった場合はそうはいきませんので、そうなる前に然るべき処置を施す、それが機械のオーバーホールということなのです。
一般的な基準では、このエンジンはまだまだ使用に耐えるものということになるのかも知れませんが、そうは言っても、今回のオーバーホールによって、俄然、見違えるほど気持ち良く走るようになったというのもひとつの事実です。
どういう道を選択するのか、それは、オーナーの使い方と価値観に従って決めていただくしかないというのが今回の結論かな・・・
そして、ヤルなら全てを徹底的に・・・









ファクトリーまめしばでは、マシン持ち込みでの、CRキャブレターに対するMノズル&PEEK製リンクロッド装着&セッティングサービスを行っております。その効果は想像以上・・・
ご希望の方は、メール若しくはお電話にてお問い合わせください。
作業時間は半日程度ですので、日帰りにて十分に可能となります。
また、愛車を題材にしてのセッティングガイダンスも平行して行いますし、具体的なセッティング方法、ジェット交換要領などもご説明いたします。
たとえば、今の季節でこの組み合わせだから、もっと気温が下がったら、スロージェットをこうしてジェットニードルをこんな感じに・・・とかね・・・
その後、ご自身の手によって、さらに好みのセットに煮詰めて行くのも楽しいものですよ。
具体的な価格等については下記の記事を参照ください。
これを機に、セッティングの迷路から脱出できることを考えれば格安と思います。

Mノズル&PEEK製リンクロッドの装着サービス



大好評のファクトリーまめしばオリジナルオイル開発の経過はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
オリジナルオイルの開発

P1090323.jpg

P1090324.jpg

価格を含めたサービス内容については、こちらをご覧ください。
常に在庫は確保しております。
オリジナルオイルのデリバリーについて



ファクトリーまめしば、新拠点へのアクセスは下記のとおりです。
・東名高速道路大井松田ICから5.5km、所要10分
・小田原厚木道路小田原東ICから5km、所要10分
・小田急小田原線栢山駅から徒歩5分

地図はこちらをご覧下さい。
新拠点の地図



↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタムへ
このアイコンをポチッとネ
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
新しくスタートする新生ファクトリーまめしばに、皆様の応援クリックをよろしくお願いいたします。


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


まめしばスペシャルパーツのインプレ集は下記リンク先を参照ください。
全て、実際に購入していただいた方々から寄せられたものについて、そのままを掲載したものです。


・Mノズル
価格:1個4,000円


・CR-Mキャブレター
価格:1機 165,000円~


・強化フロントアクスルキット
価格:1セット 40,000円


・V-UP16
価格:1個 26,000円


・マルチスパークアンプ(MSA)
価格:1個 38,000円


・ルブロスプロメディック(オイル添加剤)
価格:1L 8,000円


その他、レデューサー、NGCエキゾーストシステム、SOHCエンジニアリング製ピストンキット&コンプリートエンジンなど、様々な部品をプロデュースしております。
いずれも、自信を持ってお勧めできるものばかりです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ファクトリーまめしばスペシャルパーツのリンクはこちらです


ファクトリーまめしばスペシャルパーツ

これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
mameshiba198★gmail.com(★に@を入れてください)
までどうぞご遠慮なくメールをお送りいただくか、直接お電話をください。



〒250-0852
神奈川県小田原市栢山(カヤマ)2925-3
ファクトリーまめしば
TEL 090-3342-1234
FAX 0465-46-7041
mameshiba198@gmail.com


拍手もどうぞよろしく!!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

スポンサーサイト

ご案内

プロフィール

mameshiba198

Author:mameshiba198
FC2ブログへようこそ!

最新記事

カテゴリ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

全記事表示リンク

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
車・バイク
6位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
バイク
1位
アクセスランキングを見る>>

カテゴリ