Entries

マルチスパークアンプ(MSA)の動作をさらに安定させるための対策手法について


今日は、先月からデリバリーを開始しているマルチスパークアンプについて、その動作をさらに安定させて確実な効果を得るための対策と手法について解説することとします。

MSA、すでに大好評を博しているところです。
そのインプレ集はこちらにありますので、どうぞご覧になってください。
正真正銘、ガチのインプレです。

MSAインプレ集


このようにして、一度装着してその効果を知ってしまうと、とてもではありませんが、これなしでは走る気にすらならないというMSA、装着テストをしていただいた方は、取り外したあとの状態について、「これはまさに罰ゲーム・・・」と言うくらいです。

ところでこのMSA、ちょっとノイズに敏感なところがありますので、装着時には注意が必要となります。実は、デリバリー後、数件のケースにおいて問題が発生していたのです。
現在は、その原因と対策についてほぼ確立することができたのですが、このノイズというヤツが極めてやっかいな代物、神出鬼没かつ気まぐれです。
また、ノイズ影響による誤動作の具体的な症状もまちまちで、完全に失火してエンジン始動すらままならないというはっきりしたものから、たまに失火してストールするというもの、はたまた、特段に異常を感じるような症状がないけれど、MSAとしての所定パフォーマンスを発揮しきれていないものまで、まさに千差万別というものでした。

ですので、現状、特に問題なく走れているという場合であっても、下記の対策を講じていただくことをお勧めいたします。
もしかすると、それによって本来のパフォーマンスを発揮し、ビックリするほど良くなるという可能性もあるのです。




1.イグナイタユニットとMSAの電位差対策

イグナイタユニットとMSAのそれぞれのアースについて、ある一定以上の電位差が生じた場合、これが誤作動の原因となることが判明しました。
通常、イグナイタユニットのアース線は、カプラー接続によってメインハーネス内の共同アース線に合流し、フレームアースまたはエンジンアースに落とされていますが、その状態のところに、MSAのアースをバッテリーのマイナス端子に落とした場合、相互に相当の電位差が生じてしまいます。
よって、イグナイタユニットのアース線を切断してメインハーネスと切り離し、これを単独でバッテリーのマイナス端子に落としてください。MSAのアース線(ユニットボディーアース線含む)について、同様にバッテリーのマイナス端子に落とすようにお願いします。
これによって、相互の電位差をなくすことができます。

・イグナイタユニットアース~メインハーネスと切断し、単独でバッテリーマイナス端子へ
・MSAアース(ユニットボディーアース含む)~バッテリーマイナス端子へ


※ 純正イグナイタユニットを使用するマシン
純正メインハーネスとカプラー接続されていますので、イグナイタユニットのアースはメインハーネス内の共同アース線を経由してアースされています。これについては、全てにおいて対策が必要です。

※ ウオタニSP-2
 ・カワサキZ用や他車種用SP-2を加工流用装着しているものについては、純正メインハーネスを使わずに点火系回路を構成するようになっていますので、ほとんど問題が起こっていませんが、これについても、SP-2ユニットのアースとMSAのアースがそれぞれバッテリーマイナス端子に落としてあるかを確認願います。
 ・その他、GSX1100S、CB750F、GPZ900R、ZRX1100、XJR1200等については、純正メインハーネスとカプラー接続するようなキット内容になっていますので、これらについては、純正イグナイタユニットに準じて対策をお願いいたします。

私の愛人号CB650Cを題材として、具体的な作業を見てみましょう。
このマシンは、V-UP16と点火系用リレーハーネス、そしてホンダ純正MP8コイルを使用していますが、イグナイタユニットそのものはSTDを使用しています。

ですので、イグナイタユニットのアースは、メンハーネスとカプラーによって接続され、各電装品のアースと合流した上で、フレームネック手前付近にてフレームアースされています。
ですので、バッテリーマイナス端子に直接落とされているMSAのアースとの間には相当レベルの電位差が生じています。

これは、イグナイタユニットです。
CB-Fシリーズと共通の部品ですが、1・4番用と2・3番用が別体になっています。
カプラーによってメインハーネスと接続されているのがわかりますね。

RIMG7103_20130528150057.jpg







ホンダ車の場合、アースは緑線です。
1・4番用と2・3番用、それぞれにアース線がありますので、これを切断してメインハーネスから切り離します。

RIMG7104.jpg








このようにして、切断の上で接続用の端子を圧着します。

RIMG7106_20130528150056.jpg







この2本を1本に合流させて、バッテリーマイナス端子に直接アースします。
これによって、同じくここにアースされているMSAとの電位差をなくすと同時に、他の電装品が発するノイズからの影響も受け難くすることができます。

RIMG7166_20130528150055.jpg








2.MSAユニットボディーのアース

オートバイや車の電装品は、その全てがノイズ源と言えます。電流が流れているところには、必ず磁場が生じますので、これがノイズとなるのです。
中でも、高電圧を生じる点火コイル、点火プラグ、HIDヘッドライトなどは強烈なノイズを発しますので、然るべき対策を講じないことには、その影響を周囲に及ぼすこととなります。

そういった多種多様なノイズについて、一定のレベルで効果を発揮するのは、ユニット自体を金属ケースで囲い、それをアースシールドするという手法です。
現在では、出荷するMSAの全てにユニットボディーにアース線が設けられていますので、これをバッテリーマイナス端子に確実に接続します。




3.配線の短縮化


MSAは、イグナイタユニットからの点火信号に基づいて演算処理を行い、マルチスパーク化しています。そのために、イグナイタユニットとMSAを接続する配線にノイズが乗った場合、それは、即座に誤作動の危険性が生じるということになるのです。
MSAの装着マニュアルにおいて、青/緑のそれぞれ太い配線と細い配線(イグナイタユニットとの接続線)をなるべく離して取り回すように指示しているのも、このイグナイタユニットとの接続線に、太い方の配線によってMSAユニットから点火コイルへ送られる、マルチスパーク化した強力な点火信号からのノイズを乗せないためなのです。
ですので、この、MSAとイグナイタユニットを接続する配線を、可能な限り短くするというのは、いわばノイズを拾うアンテナ線を短くするという意味において、極めて効果が高いノイズ対策となるのです。
ただ、メインハーネスを一部加工することになりますので、そういう意味では多少の抵抗感があるのも否めないところですが、MSAの確実な効果を得るためには、必ずやっていただきたいと考えています。



上記2点の対策については、この画像にてご確認ください。
赤矢印で示しているのが、ユニットボディーに接続されたアースシールド用のアース線です。
青矢印で示しているのは、MSAとイグナイタユニットを最短距離で接続したところです。
これを、点火コイル付近で接続させた場合、この線が、シート下~点火コイル位置~シート下という、無駄に長い距離となるばかりではなく、その半分がメインハーネス内を通ることによって、一緒に束ねられた他電装品の配線からノイズの影響を受ける可能性が多分に生じてしまいます。
ちょっと手間はかかるかもしれませんが、この対策もぜひ・・・

RIMG7165_20130528150054.jpg








対策が終わったら、いざテスト走行へ・・・

RIMG7107.jpg






途中、宮ケ瀬湖にて・・・

RIMG7109.jpg








私の愛人号CB650Cにおいては、これらの対策前においても、特に問題なくMSAが機能していると感じていたのですが、対策後は・・・

これが本来のパフォーマンスだったと再認識させられました。
つまり、これらの対策による効果は確実に発揮されたということです。



整理してみましょう。
対策の要旨は下記の3点、その目的は、ノイズ対策と電位差対策です。この3点全てについて実行するようにお願いいたします。ノイズ干渉を受けてしまえば、全ては台無しとなるのですから・・・

・イグナイタユニットのアースを他の電装品と完全に切り離し、独立させた状態でMSAのアースとともにバッテリーマイナス端子に落とす
・MSAのユニットボディーにアース線を追加することで、これをアースシールドする
・MSAとイグナイタユニットを接続する配線を、最短距離かつメインハーネスとは分離して取り回す







↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタムへ
このアイコンをポチッとネ
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
記事をお読みになったら、一日ワンクリックをお忘れなきようにお願いします。皆様のご支援が、記事更新の原動力となっております。


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑








1回の点火タイミングに複数回の火花を飛ばすことで、点火能力を飛躍的に向上させることができる・・・ご注文は、下記をご覧ください。現在は、在庫を確保しておりますので、即納可能です。


マルチスパークアンプ(MSA)4気筒用の注文受付について



マルチスパークアンプ(MSA)については、こちらのカテゴリーにまとめていますので、ぜひお読みになってください。
マルチスパークアンプ

すでに装着された方々のインプレはこちらにまとめてあります。これは必見です!!!

マルチスパークアンプ(MSA)インプレ集


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



CRキャブレター用「Mノズル」、新型となってさらなるパフォーマンスアップを果たしました。
価格
1個 4,200円(税込)




RIMG1314.jpg



CRキャブレターのパフォーマンスを劇的に向上させることができる「Mノズル」発売以来、1年半の間に2,000個をデリバリーするほどにご支持をいただいてきましたが、今回、さらにパフォーマンス向上を実現したニューバージョンへと進化を遂げました。



インプレ集(必読です)
・新型Mノズル
http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-1255.html
・Mノズル
http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-813.html
http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-817.html
http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-824.html

ご注文に際しては、下記の事項について記載の上、メールにてお願いいたします。
事務処理の都合上、身内も含めて、これまでにお取引のある方についても、所定事項について漏れなくご回答の上、必ずメールにてお願いします。
装着要領及びリセッティングガイダンスとともに、ご購入のご案内を返信いたします。

・郵便番号
・ご住所
・お名前
・電話番号
・CRキャブレター口径
・使用マシン(含エンジン仕様)
・Mノズルの個数




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



クランクケース減圧バルブ「レデューサー」
価格
ツインリード  1個 28,980円
クワッドリード 1個 49,980円
その他、オイルセパレーター等のオプションパーツについてはお問い合わせください。



prv02.jpg



クランクケース内圧が、いかにエンジンのパフォーマンスを阻害していたのか・・・これを装着して走り出した瞬間に実感するに違いありません。
この、圧倒的な効果を誰にでも体感させてくれる、クランクケース減圧バルブ「レデューサー」についての検証と実験の経過はここにまとめてありますので、どうぞご覧ください。

http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-category-1.html
すでに定評を得たこの部品ですが、まめしばならではのノウハウをもとに提供することができます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



オイル添加剤 「プロメディック」
燃料添加剤 「トップルーブ1000」

この手の添加剤、巷には様々な種類が出回っていますし、その評価も様々です。
また、そもそも、こういうものを好まない主義の方もいますよね・・・私もそうでした。
きちんと組んだエンジンに的確なセッティングを施し、優れたエンジンオイルを使用していれば、それに優るものはない・・・そう考えていたのですが、ルブロス製品にはちょっと驚かされたというのが本音です。
すでに私も中毒患者・・・

RIMG1306.jpg
RIMG1308.jpg


この、プロメディックを始めとするルブロス製品については、こちらにまとめてありますので、どうぞご覧になってください。費用対効果という観点からも、極めて優れたものと感じています。
ルブロス製品




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




ファクトリーまめしばスペシャルパーツのリンクはコチラです

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ファクトリーまめしばスペシャルパーツ
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
mameshiba198★gmail.com(★に@を入れてください)
までどうぞご遠慮なくメールをお送りいただくか、直接お電話をください。


〒253-0051
神奈川県茅ヶ崎市若松町3-16-502
ファクトリーまめしば
090-3342-1234





拍手もどうぞよろしく!!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

mameshiba198

Author:mameshiba198
FC2ブログへようこそ!

最新記事

カテゴリ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

全記事表示リンク

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
車・バイク
14位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
バイク
3位
アクセスランキングを見る>>

カテゴリ