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エアファンネルの整流効果 その3(ファンネルネットの問題点)

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この2本の記事においては、CRキャブレターのロングファンネル先端部に、ラムエアー製のスポンジフィルターの奥側の壁が接してしまい、それによって甚だしく吸入効率を阻害したということについて報告したものです。
ここで注目すべきは、吸入エアー量が減少したことで、ベンチュリー内の負圧値も低下し、それによってガソリン供給レベルも下がったこと・・・つまり、明らかな出力低下を来したにもかかわらず、空燃比値にはほとんど変化がなかったということです。
つまり、プラグの焼けなどによって原因を探知することはできないということです。
また、この場合に、ジェッティングを薄く振ることで解決することもできないということです。
整理すれば、この場合の出力低下の原因は、吸入量が減少したことによるものであり、空燃比値が濃くなったことによるものではないということです。
まあ、私が空燃比データロガーを車載して解析しているからわかることですね。

エアファンネルの整流効果 その1
エアファンネルの整流効果 その2


さて、2本の記事は熟読していただけましたか?
それを踏まえた上で、まずはこれをご覧ください。

FCRとTMRです。
いずれも私のGS1000に合わせてセットアップされたものですので、いつでも、ものの10分程度で装着することができます。まあ、常時スタンバイということです。
いずれもファンネルが装着されていますが、この先端部のアールが重要です。
流体は、壁に沿って流れるという特性を有しますので、このアール形状に導かれて、ファンネル周囲の空気を効率よく集めて吸入効率を稼ぐというのが、大きな目的のひとつです。
まあ、それが、いわゆるファンネル効果というものです。

RIMG1388.jpg






FCRのファンネルです。

RIMG1394.jpg






TMRのファンネルです。

RIMG1395.jpg






CRのファンネルです。先端のアール部分の縁にある段差が気になりますね。これは手作業で修正すべきです。

RIMG1393.jpg






ところで、大気中にむき出しのファンネルの場合、異物の侵入などが懸念されます。
進行方向から見て、後方または上方に開口している場合にはさほどの心配はありませんが、エンジンレイアウトなどによって、前方に開口しているような場合は、このようにネットを装着したりします。
レーシングマシンなどにおいて、前車の跳ね上げたタイヤカスなどを吸入してしまえば、エンジントラブルなどにつながるおそれがあるのですね。

NSR500です。

RIMG1396.jpg






NS500です。

RIMG1399.jpg






RC211Vです。

RIMG1401.jpg

RIMG1402.jpg







RGV500γです。

RIMG1403.jpg






これらの画像をご覧いただければおわかりと思いますが、ファンネル先端部のアール形状部分には接しないように装着されています。外側からすっぽりと覆うようにしているのです。
また、ファンネルの奥方もだめです。
同じ抵抗物でも、流速の速いところに置けば、それだけ大きな抵抗となり、吸入効率を著しく阻害するからです。

ところで、CRキャブレターに限らず、巷の部品メーカーやチューニングコンストラクター、カスタムショップなどが、様々なキャブレター用のファンネルネットを販売していますが、そのほとんど、いや、全てと言ってもいいくらいのものが、ファンネル先端部のアール形状部分に接するように装着するようになっています。モール状になったゴム製の縁などで固定するものが多いかな・・・
まあ、そうするのが簡単だからですね。
100円ショップなどで茶こしを入手して、これを加工して自作するケースも散見されますが、まあ、似たような造りをしているものがほとんどです。

そもそも、キャブレター内部やエンジン内部の摩耗を引き起こす原因になるのは、ミクロン単位の細かい粉じんですので、ネットを付けたからといって、最も有害なこれらを防ぐことは全くできませんので、ほとんど気休めかファッション程度の意味しかないものです。
それが、機能上の問題がないというのであれば、それもまたいいのかも知れませんが、想像以上に吸入効率を阻害しているという事実を知らないのです。
それは、パワーフィルターなどよりも、はるかに吸入効率が悪化するのですよ。
私は、先の2本の記事に掲載したトラブルを始め、様々なフィルターを試してテストしてきました、その結果に言えることです。

パワーフィルターを装着すれば、それは吸気抵抗となって、空燃比値は濃く振れます。
しかし、濃く振れるということは、裏を返せば、ガソリンを吸っているということ、すなわちそれは、吸気流速は維持されているということを示します。つまり、単位時間あたりの吸入量自体への影響はわずか、出力低下もわずかということです。
しかし、ファンネル先端部の乱流抵抗によって吸気が阻害された場合、それは吸気流速を著しく低下させます。その場合、ガソリンも吸わなくなりますので、空燃比値にはほとんど影響しない・・・しかし、単位時間あたりの吸入量は激減する・・・はなはだしい出力低下につながるのは必至です。

当たり前のように販売されている部品の中にも、このように大きな問題を持つものは少なくありませんので、部品選択をする際には注意が必要です。
作っている側だって、さして深く考えることもなく、単に思いつきでそれらしい形のものを作って売ったりしているケースが少なくありません。悪意があるとまでは思いませんが、思慮浅薄であることは否めません。

ファンネル先端部のアール形状部分に接するようなファンネルネットについての私の認識は、百害あって一利なしということです。

また、CRキャブレター用のアフターパーツに、ファンネル先端部にネット装着した上で、そこにスポンジフィルターを挟んだものが存在しますが、これなどは最悪です。
スロットル開度が少ない領域ではそこそこ吹けてくれますが、いざ加速しようとワイドオープンすると、とたんに詰まったように吹けなくなります。

また、FCRやTMR用などで、ファンネルの奥の方に金属製のネット状のものを装着するものもありますが、これまた吸入効率という点では芳しいものではありません。
先のワークスマシン等の画像を見てもわかるとおり、ファンネルの外側からすっぽりと被せるというのが基本です。
同じ抵抗物でも、流速の高いところに置けば、より大きな抵抗になるのですから、これは当然の結果です。
すでに装着してしまっている方がおいでならば、さっさと取り外してしまうことをお勧めします。
それによって、貴方のエンジンは見違えるような吹けをしてくれるに違いありません。










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定休日 水曜日、第3日曜日
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Re: 愕然…! 

ファンネルの先端部付近に障害物があると、想像以上に吸入を阻害します。ゆっくりとスロットルを開けている時はあまり体感しませんが、大きく開けて加速しようとした時、相当に鈍ってしまうのですね・・・

> ファンネルの考察…スゴイです。
> ネットに不燃スポンジ挟んで装着してます。
> スロットル本体の汚れは激減したんですが…ミクロのゴミは取り込んじゃうから云々!
> 悩んじゃいます(笑
  • posted by mameshiba198 
  • URL 
  • 2012.10/23 23:41分 
  • [Edit]
  • [Res]

愕然…! 

ファンネルの考察…スゴイです。
ネットに不燃スポンジ挟んで装着してます。
スロットル本体の汚れは激減したんですが…ミクロのゴミは取り込んじゃうから云々!
悩んじゃいます(笑
  • posted by 大阪のテッチャン 
  • URL 
  • 2012.10/13 22:23分 
  • [Edit]
  • [Res]

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