2012.06/02 [Sat]
GS1000にGSX1100S刀用クラッチをコンバートする計画 その1(計画と展望)
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ポップヨシムラ直伝の愛弟子、ストレイガ小林氏によるNGCエキゾーストシステムの開発と取扱いをしております。
ご注文は、「ファクトリーまめしば」までメールにてお願いいたします。
画像と動画をまとめたのはこちらです。
http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-927.html
CRキャブレターへのPS追加加工については随時受け付けをしております。ご希望の方は、メールにてご連絡の上、キャブレターを「ファクトリーまめしば」まで発送願います。
また、当方にて新品CRキャブレターを入手し、これをベースとすることも可能ですので、併せてご検討いただければと思います。
オーダーに際しては、こちらのご案内をお読みいただいた上にてお願いいたします。
http://mameshiba198.blog129.fc2.com/blog-entry-1089.html
CRキャブレター用「Mノズル」
価格
1個 3,990円(税込)

キャブレターチューニングにおいては禁断の領域とでも言うべき、メインノズル形状に手を入れることで、霧化特性とレスポンスを飛躍的に向上させることに成功しました。装着も、ジェット交換感覚で容易なものです。
これはもう、CRキャブレターの加速フィーリングではありません。
ベンチテストにおいても、トルク、出力ともに向上することを確認しています。それも、全回転域において・・・
インプレ集(必読です)
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ご購入のご案内はこちらです。
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これらの部品や作業等に関する各種お問い合わせは、
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どんなマシンにも、程度の差こそあれど、ウィークポイントというのは存在します。
メーカーは、一台のマシンを開発するにあたって、様々なテストを行い、あらゆる問題点の洗い出しをするはずですが、実際に市場に出た以降にいくつかのトラブルが生じるというのは良くあることです。その程度によっては、いわゆるリコール回収という問題になったりもしますが、そこまででもないものであれば、それはモデルチェンジなどを機に対策改良されたりするのが通常のことです。
そもそも、GSシリーズは、スズキが初めて設計製作した4ストロークマシンです。
先行したのはGS400とGS750ですが、GS1000は、スズキにとって初めての4ストローク1,000ccマシンということにもなります。
そういう意味では、多くの初期トラブルがあっても不思議ではないのですが、そこは最後発メーカーとして、信頼性と耐久性には最重点をおいて開発したというだけに、生産から35年近くも経過し、10万km以上を走行した私のマシンであっても、特段の不具合もなく走ることができています。
まあ、開発者の横内さんが、
「GSエンジン、壊せるものなら壊してみろ・・・でも、オイル交換だけはやってね・・・」
と言うだけのことはあります。
そんなGS1000のエンジンと長いこと付き合っている私ですが、いやはや、「横内さん、参りました・・・」というのが本音です。
とはいうものの、そんなGS1000にもウィークポイントはあります。
それは、クラッチ・・・
お世辞にも良いフィーリングとは言えません。
ちょっとラフにつなごうとするとジャダーが出やすいですし、フィーリングもあいまいなものです。
また、ある程度の距離を重ねると、ハウジングダンパーのガタが急速に大きくなり、アイドリング近辺で「ガラガラガララッ」という異音とひどい振動が出るようになります。
このときのハウジングは、本体と一次減速ギアを手でひねっただけで明らかなガタがある状態になっています。
まあ、そうなったら新品に交換するしかありません・・・
でも、新品に交換したからといって、褒められたレベルにはなりません。
もともとのクラッチ容量というか、剛性が足りないんです。
長い間、これをなんとかしたいと考えていたのですが、なかなか具体的な方策が思いつかずに過ごしていたところ、ここ最近になって、NGCマフラーのテストで複数のGSX1100S刀に乗る機会を得ました。
ハードにチューニングされたものからフルノーマルまで、また、マシンの状態も相当に幅があるものだったのですが、おしなべてクラッチやシフトのフィーリングはGS1000とはケタ違いに良いものでした。
これはなにか、本質的な部分が違う・・・そう思うほどに・・・
GS1000とGSX1100Sのエンジンは、それこそシリンダーヘッドのバルブが2本か4本かの違いだけというほどに近似のものです。
腰下の基本設計は同一ですし、当然のごとく、各軸間距離や一次減速比、各ミッションのギア比も全く同じです。
そして、クラッチのオペレート形式も同じ・・・
これはうまくすると流用できる・・・いや、ここまで条件が揃えば、流用できない方がおかしいというものです。
ちなみに、カワサキZなどでは、モデルチェンジによって対策された後期モデルの各部品を流用したり組み合わせたりすることで機能向上をはかるという手法が定番化しています。
これも、ユーザー数が圧倒的に多く、また、取り扱うチューナーやショップ数も多いが故に、それだけのノウハウも蓄積されてきた結果に他なりません。
Zユーザーは、その恩恵をたっぷり享受しているということですが、いかんせんGS1000に関しては、そんなノウハウはどこにもないというのが現実です。
となれば、自分でなんとかするしかありませんね。
そんなことで、GS1000にGSX1100S刀用クラッチユニットを流用コンバートする計画を立てたというわけです。
まあ、こんなものを仮にキット化したからといって、欲しがる人なんてほとんどいないのはわかっていますが、自分が気持ち良く走れるようになるためというのが私の開発コンセプトですから、そんなことはどうでもいいんです。
さて、検証してみましょう。
これは、GS1000のクラッチハウジングユニットです。

これは、GSX1100S用です。
もう、一見してわかるように、剛性を稼ぐための対策が行われています。
軽量化のために、大きな肉抜きがされているGS1000用と異なり、武骨とも思えるほどにガッシリした肉厚なものになっています。

これは、GS1000用のダンパー部分です。
画像ではわかりませんが、6本あるスプリングのうち、線径が太い方のものはカラカラと遊んでいる状態です。これは新品ですので、へたって遊んでいるのではありません。最初からそういう設定ということです。
つまり、駆動力がかかったとき、線径が細くてレートの低いスプリングが縮んでハウジングダンパーがひねられ、その後に線径の太いスプリングがこれを受けるという設定なのですね。どういう意図でこういった設定にしたのかわかりませんが、常に動いている・・・いや、動かしているということです。

これは、GSX1100S刀用です。
これも、6本のスプリングが配置されていますが、そのレートについて、見た目に違いはほとんどなさそうです。
また、赤矢印で示した3本には、スペーサーカラーが挿入されて、イニシャルがかけられていたりします。
駆動力がかかった瞬間から、ある程度の反発力でしっかりと受けてやり、なるべくダンパーの回転角度を小さく抑えようという意図が感じられるものになっています。
カワサキZなどのクラッチハウジングで、こうやってダンパーのスプリングを強くし過ぎた場合、低回転域でゴロゴロという振動やガクガクとした走行フィーリングになってしまうようですが、GSやGSXでは、一次減速ギアがヘリカルギア(はす歯ギア)になっていますので、そういった問題は起きません。Zはストレートギアですから・・・
その他にも、機能向上のための細かいモディファイが随所に散見されるのが、このGSX1100S刀用クラッチハウジングです。
実は、GSX1100S刀になってからも、一度仕様変更されたりもしているんですよ。そんな部品が小加工とちょっとした工夫をするだけで流用できるのですから、これはやらないわけにはいかないというものです。

さて、GS1000のクラッチカバーを外し、そこにGSX1100S刀用のクラッチハウジングが装着できるのかを検証しなくてはなりません。
ベアリングを含む各カラー類や付帯関連部品などは共通ということがわかっていますので、スペース的に干渉するかどうか、あとはオペレート系をどうやってマッチングさせるかが問題です。


それぞれのクラッチを並べてみて、各部の寸法を計測し、必要な加工の検討をしました。
まあ、ボルトオンとはいきませんが、何とかなりそうだということがわかりました。

この計画、個人的には、何よりも優先してやりたいと思うほど期待しているんです。
実に楽しみなんですね・・・自分のマシンで気持ち良く走りたいんですから・・・
あ~、早くやりたい~っ!!
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Mノズルを装着してみたいけれど、自分でやる自信はないし、作業依頼するショップも近くにないという方は、「ファクトリーまめしば」までキャブレターを送ってください。
到着の翌日までには組み付けて返送いたします。
日曜日に外して発送すれば、その週のうちには装着されて戻って来るということです。
その際、必要なリセッティングガイダンスなども併せて行うこともできますので、どうぞ活用していただければと思っています。
組付けのみの基本工賃は、4連で3,150円と格安に設定することにします。
一連の流れとしての組付け要領については、こちらにまとめてありますので、作業の際は、まずこれを熟読した上にてお願いいたします。
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1、CRキャブレター用「Mノズル」
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