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CRキャブレター改造計画 その51(禁断の領域へ)

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CRキャブレターの改造、これまでにやってきたことはまだまだ序の口です。これからが本番・・・・しかし、立ちはだかる壁も極めて高いものです。今後の展開に乞うご期待ということで、今日も応援クリックをよろしくお願い致します。


スロットルバルブを含めたベンチュリー内及びメインノズルのそれぞれの形状をどのようにするかということは、まさしくキャブレター設計の中枢部分と言えます。
気化器メーカーは、それこそ膨大なテストを繰り返し、これらの形状に工夫を凝らしているのですね。
いかに設計が古いCRキャブレターとはいえ、ケーヒンという気化器専門メーカーがテストを重ねて開発し、その後のシリアスなレースによって磨かれたこの形状に素人が手を加えるということは、ある意味では禁断の領域ということになるのかもしれませんが、それでもやってみたいという願望を抑えることができません。


ここには、大きく分けてふたつのテーマがあるように思います。
1.空気より比重の大きなガソリンを、メインノズルからベンチュリー内にいかに速やかに供給するか
(レスポンスの向上)
2.いかにして均一に霧化が進んだ良質な混合気を形成するか
(燃焼効率向上による出力増加と効率の向上)

このことは、CRがFCRに、VMやTMがTMRにそれぞれ進化する過程において、ケーヒンやミクニが何をしたのかをつぶさに検証すれば明らかなことですし、現代において主流となっているインジェクションシステムにおいても、課されたテーマに変わりはありません。

ここ数ヶ月間に実現したPEEK製スロットルバルブとリンクロッドは、スティッキーなスロットルフィーリングをいかに改善するかという、いわば操作性の向上をテーマとするものですが、古くから私の記事をお読みいただいている方ならご存知のとおり、これはあくまでも、これからトライしようとしている前掲の「1」と「2」を実現するための前提作りと位置づけられるものです。


CRキャブレターのベンチュリー形状は、完璧に近いスムーズボアを実現することによって全開時の吸入抵抗を最低限に抑え、それによって大きな出力を得ることを重視したものです。
しかし、これによって失っているものがあるのもまた事実・・・・

CRキャブレターの大きな天井デッドスペースをなんとかしてみたい・・・・・

そんなことを真剣に考えています。
主目的は、スロットルレスポンスの向上です。
人間の感性に合った、柔らかさと力強さが絶妙にバランスされたCRキャブレターならではのフィーリングはそのままに、もっとリニアでダイレクト感のあるレスポンスが得られたらと考えると、もうワクワクして仕方ないのです。

参考にすべき具体的な形状サンプルはいくつかありますので、どんな形にするのかについてある程度イメージはできています。あとはそれをどうやって形にするのか、これが現実の課題です。


もうひとつは、メインノズル形状の変更です。
これは、CRキャブレターのJN周辺とメインノズルです。





拡大するとこのようなものですが、非常にオーソドックスな形状をしています。
まあ、メインノズルの基本形とでも言えるものですね。




これをどうするのかについては、以前の記事でも半分ネタバレ状態でしたが、具体的サンプルの入手に手間取っていました。
この部品、ミクニでは部品設定されていませんので、単品入手ができません。
燃えてしまったジャンクキャブから摘出することで、やっと入手することができました。

そうです、ミクニがTMRで採用したハイパーノズルです。
CRキャブレターにあてがってみると、このようなものになります。





ちょっと、このノズルを詳細に見てみましょう。
ただ斜めに切って穴を開けただけのような形状に見えますが、実は細部には手間のかかった加工が施されています。

JNを伝わってベンチュリー内に吸い上げられてきたガソリンは、この穴のところでJNから引き剥がされて空気と混合されるのですが、いわばここの形状がハイパーノズルのミソとなるものですね。
良く観察すると、JNから引き剥がされたガソリンの粒がラッパ状に広がるように面取りされているのがわかりますね。
各エッジについても、バリや乱れの全くないものであることがわかります。





また、斜めに切られた部分の角度、スクリーン高さ、開けられた穴径とJN太さとの比率などについても、ミクニは多数のテストピースを製作して比較したに違いありません。





そして、おそらく、突き詰めていくと、エンジン仕様やキャブレターの口径によっても、それぞれの適正値は異なるはずですね。
というよりも、これらもセッティングパーツの一種として捉えるべきなのかもしれません。
そう、MJやJNを交換するように、ハイパーノズルの穴径やスクリーン高さもセッティング要素のひとつと考えるのが自然なことですよね。
あまり妄想を膨らませていてばかりではいつまで経っても形になりませんので、とりあえずはトライしてみることです。





実際の作業はまだまだこれからのことになりますが、このような大きなモディファイを加えた場合、ジェッティング内容も大きく変化することが予想されます。
でも、私には空燃比データロガーという武器がありますので、これを活用してイチからセッティングをやり直せばいいことです。

どこまで実現することができるのか、そして、どんな効果があるのかなんてことすら予想できませんが、その過程が興味深くも楽しいものであることだけは間違いのないことです。

イチバンの課題は、中子とスロットルバルブの形状をどうするかということです・・・・



CR用クロモリボルト、追加発注分の一部が届きましたので、順次発送いたします。まだ数セット分は余裕がありますので、必要な方はどうぞお早めにご連絡ください。また、リクエストにあったFCR用も同価格でお分けできることになりましたので、これもどうぞ・・・・
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http://blogs.yahoo.co.jp/mameshiba198/22420792.html


相変わらず変態バイクいじりに邁進しておりますが、現実的かつ具体的な手法に心がけております。そんな奇抜なことをしているつもりもありません。オートバイとしてきちんと機能するために、構成する各部はいかにあるべきかという、本質を見据えた合理的なモディファイをしたいと常々考えています。記事をお読みになって、「ナルホド!!」と興味を持って楽しんでいただけましたら、どうぞ応援クリックをお忘れなく、よろしくお願い致します。
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